アメリカ海軍は2026年6月28日、実弾撃沈演習で退役した揚陸艦「ジュノー」が海上自衛隊,の潜水艦に雷撃される瞬間を公開しました。
魚雷での攻撃を実施したのは海自の潜水艦
アメリカ海軍は2026年6月28日、実弾による艦艇撃沈演習(SINKEX)で、退役した揚陸艦「ジュノー」が海上自衛隊の潜水艦による雷撃を受ける瞬間の映像を公開しました。
この演習は「ヴァリアント・シールド2026」の一環として実施されました。「ジュノー」は2008年に退役した旧ドック型輸送揚陸艦で、ベトナム戦争や湾岸戦争に参加した実績があります。
アメリカ海軍によると、実弾を使用した演習は、シミュレーターでは完全に再現できない現実的な状況下で、乗組員が兵器運用や目標への攻撃といった重要な技能を磨くことを目的として実施されたとのことです。
訓練はグアム沖200海里以上の海域で行われました。演習に先立ち、標的となった艦艇はPCB(ポリ塩化ビフェニル)、石油残留物、その他の汚染物質などの有害物質を完全に除去するなど、徹底した事前処理が施されたそうです。
アメリカ海軍は、どの海上自衛隊の潜水艦が雷撃を実施したのかについては明らかにしていません。一方で、「演習の一環として海上自衛隊の潜水艦による攻撃を実施した」と明言しています。
ヴァリアント・シールドは、2年に1度実施される多国間の野外演習です。多領域環境における相互運用性の向上を目的としており、海上・航空・陸上・宇宙・サイバー空間の各領域で脅威の探知・追尾・対処を現実的な環境で訓練することで、統合部隊および連合部隊全体の即応態勢の強化を図っています。