日本代表は6月30日、FIFAワールドカップ2026・決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ブラジル代表戦から一夜明け、今大会最後の取材対応を行った。
初戦のオランダ代表戦で負傷した影響で、ベンチ入りしたブラジル代表戦でも出場機会はなく、今大会は75分の出場時間に終わったMF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)は、「長かったんで、準備期間とか。1試合で僕は終わっちゃいましたけど、でもピッチに出るだけが全てじゃない」と今大会が長かったと振り返った。
そんな久保は今大会を戦った日本代表メンバーについて「今のチームはもともと仲良しですし、切磋琢磨もしています。縦関係みたいなのはあんまりなくて、非常に過ごしやすいので、一体感はすごく感じます」と強みを口にしながら、「いろんな世代の人と僕はいろんなところにお邪魔させてもらっているので、顔なじみが何人もいる。本当にずっと同じクラスの学年が上がっていくみたいな感覚がありました」と良好な関係性であることを明かした。
今大会が2回目のW杯となった久保は「いるのが当たり前になって、当たり前だと思ってはいけないですけど、当たり前になっていく中で、次回のW杯はっていう風に考えることもありました。結局残念な形で終わってしまいましたけど、言えば次もありますし、大体これで日本代表に呼ばれ続けるにはどうしたらいいかとか、そういうのも分かってきたようなつもりです」と語りながら、4年後の次回大会に向けて前を向いた。
「4年ありますけど、今出ている選手たちもなんだかんだ選手の寿命も長いですし、実力的に言ったら、今回選ばれた選手たちが多分このまま残っていくんだろうなというくらいレベルが今回高かった。4年長いですけど、僕は29なので。あとはその今、29歳から30歳の人たちにもしっかりトレーニングとかケアをしてもらって、最高のコンディションでまたみんなでやれたらいいなと思います」
一方、若手の台頭については「もちろん伸びてきてほしいですけど、現状だと、今ここから急激に入っている選手が衰えない限りは同じメンバーなんじゃないですかね。今すごいレベル高いですし、それに割って入れるほどの選手もまだいるとは思えないので」と厳しい言葉を口にしつつ、今大会のメンバーに選ばれていた21歳のFW塩貝健人、FW後藤啓介には直接言葉をかけたことも明かしながら、自身も選ばれ続けるために努力していかなければならないことを強調した。
「塩貝選手、後藤選手は非常に悔しい思いをしていましたし、すごいポテンシャルも能力もある2人なので、ここから頑張りたいみたいなことは塩貝選手とはちらっと話をしました。ここからじゃあこの今の代表に割って入る選手がどれだけいるのかっていうのは、僕はそんな楽しみにしている余裕もない。僕はまず次も選ばれるように頑張りたいです」
それでも、日本代表として底上げをしていくためには「2年後、3年後、今いる代表選手たちを押しのけて入ってくる選手が現れるならば、それは今までよりもチームが強くなっていることだと思うので、そういう意味ではそうなるべきだと思います。代表というのは、世代交代というよりかは押しのけて入ってくれる選手が出てきたら、日本のレベルは上がると思います」と下の世代からの突き上げにも期待を寄せている。
2030年に行われる次回大会はモロッコ、ポルトガル、スペインでの共同開催が決定している。久保は「今から4年後をイメージするっていうのは、僕のサッカー選手としてのスタイルではない。これは何回も言っていますけど、僕は今からコツコツ頑張りたいタイプなんで、一旦ここで一括りで、また9月から代表だと思いますけど、そこにまた選ばれるように頑張りたいと思います」と決意を新たにした。
そして、現在レアル・ソシエダでプレーしている久保は「今所属しているチームのスタジアムが選ばれるかどうかはわかんないですけど、チームメイトなんかも、チケットもらえるんだよねとか、そういう冗談を言っている」と楽しみにしていることを明かしつつ、「できるならばメンバーに選ばれて、なおかつグループリーグ、今回アメリカでしたけど、スペインであればなと個人的には思っています」と慣れ親しんだ地で行われることへの期待を口にした。
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