中部電力浜岡原発(静岡県)の地震想定に関するデータ不正問題で、原子力規制委員会は1日の定例会合で、事務局の原子力規制庁から立ち入り検査についての報告を受けた。規制委がこの問題で調査を開始後も中部電が不正を継続していたことが確認されたという。
中部電は浜岡3、4号機の再稼働の前提となる審査で、想定される地震の揺れ(基準地震動)を策定するためのデータを規制委への説明と異なる手法で選定。都合の良いデータを選定しながら、妥当な計算手法で行ったかのように装っていたケースもあり、基準地震動を過小評価した疑いがある。
規制庁によると、同庁が問題を把握し、中部電と面談を開始した昨年5月以降も同社は不正を継続。調査対象の225件のうち69件が該当する。