【ワシントン時事】米中央軍は27日、イラン国内の複数の軍事目標に同日空爆を加えたと発表した。イラン側が27日、原油を積んでホルムズ海峡付近を航行していたパナマ船籍のタンカーを自爆型ドローンで攻撃したことへの報復だとしている。トランプ米大統領はSNSへの投稿で、イランが停戦合意に再び違反したとの認識を示し、本格的な戦闘再開を警告した。
中央軍によると、米軍は監視・通信・防空・機雷敷設に関連する施設、ドローン保管施設を標的にした。イランは25日、ホルムズ海峡でシンガポール船籍の商船を攻撃。米軍は26日、対抗してイランのミサイル・無人機の保管施設や沿岸レーダー施設を攻撃したばかりだった。
中央軍は「停戦合意を順守する機会をイランに与えたが、イランはこれを選ばなかった」と主張した。トランプ氏は「われわれが理性的でいられなくなり、軍事的に仕事をやり遂げざるを得なくなる時が来るかもしれない」と強調。「そうなればイランは存在しなくなる」とけん制した。
〔写真説明〕トランプ米大統領=26日、ホワイトハウス(EPA時事)
〔写真説明〕トランプ米大統領(AFP時事)