イギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が、NATOの大規模演習に参加しました。優れた航空機運用能力だけでなく、その医療設備も注目されたようです。
空母の“もうひとつ”の能力も発揮
イギリス海軍は2026年6月20日、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を中心とする艦隊が北大西洋条約機構(NATO)の大規模演習「ラムシュタイン・フラッグ26」に参加したと発表しました。
同演習は11日間にわたって実施され、18カ国から最大150機のNATO航空機が参加。1日あたりの航空機出撃回数は約150回に及びました。その名称の由来となったドイツ南西部にあるアメリカ軍のラムシュタイン空軍基地を中心に、ノルウェーからスペイン、フィンランドに至る20カ所に航空機が展開。
海上では「プリンス・オブ・ウェールズ」、駆逐艦「ダンカン」、補給艦「タイドスプリング」からなる空母打撃群が展開し、とくに「プリンス・オブ・ウェールズ」はその優れた航空機運用能力に加え、大規模武力紛争に際して予想される多数の重傷者に対応可能な医療設備により、戦時において最重要な機能を発揮するなど活躍を見せました。
ちなみに、今回イギリス空軍の第5世代ステルス戦闘機であるF-35Bが、「プリンス・オブ・ウェールズ」艦上および陸上基地からフィンランド上空において初めて活動を実施したとのことです。