高市首相、米欧「橋渡し」焦点=G7サミットデビュー

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 【エビアン時事】高市早苗首相は15日夜(日本時間16日未明)、フランス東部エビアンで開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)に臨む。高市氏のG7サミット出席は初めて。中東情勢などを巡って米国と欧州の関係に亀裂が入る中、トランプ米大統領と比較的良好な関係を維持する高市氏が双方の「橋渡し役」を演じ、G7の結束演出に一役買えるかが焦点だ。
 G7サミットは15日夜のワーキングディナーから本格的にスタート。高市氏はこの中で、インド太平洋情勢を説明し、経済・軍事的威圧を強める中国に結束して対処することを呼び掛ける。日本が10年前に提唱した「自由で開かれたインド太平洋」構想の「進化」も訴える。
 中国の台頭と中東の混迷を受け、重要鉱物やエネルギーのサプライチェーン(供給網)強化が国際社会の共通の課題となっている。首相は17日までの会議期間中に、G7各国が重要鉱物の備蓄制度を立ち上げて相互に連携する「共同備蓄連携構想」を提案する方針。国際エネルギー機関(IEA)と連携した石油備蓄支援などエネルギー安全保障3原則への賛同も呼び掛ける。 
〔写真説明〕イタリア・ローマ郊外の空港に到着した高市早苗首相(中央)=14日