W杯会場のペットボトル持ち込み禁止から一転…FIFA、1本のみ許可を発表

約50年ぶり 小売業に迫る大改革

 FIFA(国際サッカー連盟)がFIFAワールドカップ2026のペットボトル持ち込み禁止措置を撤回した。大手メディア『ESPN』が伝えている。

 FIFAのスタジアム規則では当初、ファンは最大1リットル(33.8オンス)の透明な再利用可能なボトルを持ち込むことができるとされていたが、先日に更新された文書には「念のため、再利用可能なペットボトルはスタジアムに持ち込むことはできない」と明記されていた。

 この理由についてFIFAは、審判、ファン、ボランティア、スタッフの危険と負傷を防ぐために投げられる可能性のあるペットボトルを禁止すると説明したが、アメリカ・メキシコ、カナダの多くの都市で気温が32度以上になると予想されていることから、ファン団体や有力政治家から大きな批判を浴びた。

 これを受け、FIFAは5日に新たな方針を発表。「アメリカとカナダで開催されるFIFAワールドカップ2026の試合会場には、すべてのファンが、工場で密封された590ミリリットル(20オンス)のソフトプラスチック製使い捨てペットボトル1本を持ち込むことが許可される」と禁止措置を撤回した一方で、「安全上の理由から、硬質プラスチック製の再利用可能なペットボトルの持ち込みは許可されない」ことを伝えている。