優しい見た目だけど 力強い味…にごり酒「ふじの風花」

お正月まであと数日ですが、今回は都内のアンテナショップで売っている「お手頃な」日本酒を紹介します。第一回目は山梨県のアンテナショップ「富士の国やまなし館」からおめでたいお酒、その名も「甲斐の開運 ふじの風花 にごり酒」を紹介します。
日本酒
このお酒は、江戸末期に醤油醸造を営んでいた16代目の井出與五右衞門さんが富士の気候と豊富に湧き出る清冽な水を利用し、醤油醸造に合わせて酒の製造を始めたことから始まった「井出醸造店」のお酒です。井出醸造店は、江戸末期に、皇女和宮の婚姻と同時期に製造を始めたため「開運」と銘うった清酒を世に送り出していました。昭和60年に「甲斐の開運」を正式名にしたということです。
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今回のにごり酒「ふじの風花」は、実は7月7日発売の季節限定酒で、たまたまアンテナショップにあったようですね。瓶の中で揺れる酒粕が、富士の山の風花のよう、ということでこの名前になったようです。いざ飲んでみると、優しい見た目から甘さを想定していましたが、苦味と辛味が力強く響き、口と喉がはっきりする美味さです。お正月でごちそうに疲れた身体に元気を与えてくれるような活力があるお酒ではないでしょうか?

TheNew調査班独断評価 【味:3、香り:3、玄人度:5(5段階評価)】

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