船橋市が市内36番目となる新駅の名称募集を開始しました。どのような場所なのでしょうか。
東葉高速鉄道の「新駅」、今はまだ“何もない”
千葉県船橋市が2026年6月1日より、市内で計画中の新駅について、市内在住および在勤・在学者を対象に名称の一般公募を開始しました。月末まで応募を受け付けています。
新駅は東葉高速鉄道の東海神~飯山満(はさま)間に設置され、同市内で36番目の駅になるといいます。市は同駅を中心とした「海老川上流地区」約42.3ヘクタール(東京ドーム約9個分)の土地区画整理を行い、医療や健康をテーマとした「ふなばしメディカルタウン」を整備する方針。新駅はその核となることが期待されています。
新駅の場所を含め、海老川上流地区はほとんど「何もない」状態です。昭和30年代に農業環境整備を目的に土地改良事業が進められた場所で、周囲が都市化するなか、広大な農地が残っていました。しかし、現在では休耕地が地区の大半を占めるそうです。
船橋市は海老川上流地区の北西部に船橋市立医療センターを計画し、その周辺には医療・健康関連施設を、地区の中心部には東葉高速鉄道の新駅と商業・業務用地、マンションなどの中高層住宅を、鉄道に並行する都市計画道路(宮本古和釜町線、通称ときめ木ロード)にはロードサイド型店舗を、その他に「戸建てを中心とした閑静な住宅地」を配置するとしています。計画人口は約3300人の想定です。
また、土地区画整理地内には複数の都市計画道路の整備も予定されていますが、現状でこの地域のクルマの主要動線は、地区の東側を南北に貫く県道「船橋我孫子線」(通称船取線、船取県道など)、地区の南側を東西に貫く「市場通り」が受け皿になると見られますが、両路線とも2車線のため慢性的に混雑しています。とりわけ広域移動で重要になるのが船橋我孫子線で、この区間(駿河台以北)の4車線化も計画されていますが、まだ着工はしていません。
新駅の名称は、公募案をもとに東葉高速鉄道が12月に決定。開業は2028年度の予定です。なお、市は「応募数で駅名を決定するものではありません」としています。