今シーズン限りでリヴァプールを退団するエジプト代表FWモハメド・サラーとスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、本拠地『アンフィールド』でのラストマッチを終えた。
プレミアリーグ最終節が現地時間24日に行われ、リヴァプールはブレントフォードと対戦した。58分、サラーの絶妙なアウトサイドクロスにカーティス・ジョーンズがダイレクトで合わせて先制するも、直後の64分にケヴィン・シャーデに同点ゴールを献上。試合は1-1のドローで終了し、最終順位で5位となったリヴァプールは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
サラーとロバートソンは揃ってスタメンに名を連ね、前者は73分、後者は82分までプレー。ピッチを去る際には『アンフィールド』に詰め掛けたサポーターから万雷の拍手が送られた。
試合後、サラーはイギリスメディア『スカイスポーツ』を通じて「このような場所を離れるのはとても辛い。メディアでは僕がタフで攻撃的な選手のように映っているが、内面はまるで赤ん坊みたいなんだ。僕たち(サラーとアンドリュー・ロバートソン)はここで青春時代を過ごし、最初から最後まですべてを分かち合ってきた。こんな結果になるなんて夢にも思わなかったが、やり遂げたんだ。僕たちはこのクラブを本来あるべき場所に戻した」と振り返りつつ、次のように胸の内を明かした。
「ここで汗と血を流せば、ファンは永遠に愛してくれるんだ。リヴァプールを離れるのは辛いけど、前に進まなければならない。それが人生なんだ。もっと多くのものを望むかって? いや、そんなことはない。チームとしても個人としても全てを勝ち取ったんだ。ここを去るにあたり、今日のような温かい歓迎を受けられることは、ファンがクラブのために尽くして来たことを高く評価してくれている証であり、何よりも大切なことだ」
また、ロバートソンは「精神的に疲れ果てているよ。本当に大変な一週間だった。感情を抑え、試合に集中しようと努めながら、同時に別れを告げるべき人たちにきちんと別れを告げるなど、あらゆることをこなさなければならないとても忙しい一週間だったんだ」とコメント。その上で、不安定な戦いが続いたシーズンでCL出場権を獲得したことの重要性を次のように強調した。
「思い描いていたようなシーズンにはならなかったが、タイトルを獲得するという意味では、クリスマスの時点で僕たちが望んでいたような結果にならないことが明らかだった。CL出場権を獲得できたことはとても重要だ。最終的にはギリギリのところで勝ち取ったが、クラブが来シーズンも最高の舞台で戦い、重要な試合に臨めるような状態でここを去ることができて嬉しいよ。彼らのさらなる飛躍を願っている。僕たちが来た当初はCLやプレミアリーグでの優勝は夢物語で期待されていなかったが、今ではそれが期待されているんだ」
“一時代”を築いたレジェンド2人が退団するリヴァプール。果たして来シーズンはどのような戦いを見せるのだろうか。
【ハイライト動画】サラーとロバートソンがアンフィールドに別れ