「お客さんとして来ていない」…4年ぶり日本代表復帰の吉田麻也「持っているものを一つでも多く伝えたい」

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 4年ぶりに日本代表に招集されたDF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー/アメリカ)が、代表復帰を果たした経緯を明かした。

 日本代表はアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共同で開催されるFIFAワールドカップ2026に向けた壮行試合として、31日にキリンチャレンジカップ2026でアイスランド代表と対戦する。

 同試合にはW杯に臨む26名が参加予定だったが、MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスが27日にラージョ・バジェカーノとのカンファレンスリーグ(EL)決勝に臨むため、中3日で行われるアイスランド代表戦は不参加となり、代わりにFIFAワールドカップカタール2022以来約4年ぶりに吉田が招集されることとなった。

 31日に開催されるアイスランド代表戦まで帯同する予定となった吉田は25日にチームに合流し、メディア対応を実施。久しぶりに招集されたことについて聞かれると、「自分自身がここでしっかりと全力で出し切らなきゃいけないなというふうに思います」と語りながら、次のように続けた。

「お客さんとして来てるわけではないですし、W杯前の貴重な準備の時間を使って呼んでもらっているので、日本代表がこのチームがW杯で勝つ可能性が1ミリでも、1パーセントでも上げられるように、何か自分を持っているものを一つでも多くチームに伝えていきたいなと思います」

 また、招集されることになった経緯について吉田は「メンバー発表があった次の日くらいにスタッフの方から連絡があって、僕もちょっと半信半疑でしたけど、その後森保さんと電話で話した」と言及。「僕が今まで代表、日本のサッカーのために貢献してくれたことに対しての感謝の場にしたいというのと、あとはチームに自分の経験を伝えてほしい」ということを頼まれたことを明かした。

 それでも、W杯前最後の一戦だけに参加することに吉田は「迷いましたね」と率直に心境を吐露。「一番迷ったのはW杯の準備の邪魔になるのではないかというのがすごくあった」と心配していたことを打ち明けながら、長谷部誠コーチにも連絡した後に代表参加を決断したことを明らかにした。

「すぐ長谷部コーチに電話をして、『大丈夫なのか?』と。長谷部さんは大丈夫だと言うので、監督にもそこだけが懸念だったので確認をした。でも、その中で一晩考えて、自分が日本代表に今までずっと貢献というか、日本を強くしたいという気持ちでプレーしてきたので、自分にできることがまだあるのではないかなというのが一番の決め手でした」

 そして、「来たからには全力でバシバシいきたいなと思っている」と語った吉田は、「僕は明日ケガして引退してもいいという気持ちで来ている。そのぐらいの覚悟をW杯では皆に見せてほしいなと思っているので、そういうのを伝えていきたいと思います」と今活動への意気込みを口にしている。