「これ660円!?」 函館の“駅弁界のダークホース”がブッ飛びすぎていた件 あまりの背徳感に「兵器だろ、もう…」

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函館駅周辺のローカルB級グルメ界において、絶対に避けて通れない存在”といえるのが、函館「ハセガワストア」の「やきとり弁当」です。実際に食べてみたところ、トンデモない中毒性でした。

炭火味がスゴい!!!!

 北海道・函館のローカルグルメ界において、「ラッキーピエロ」と並び“絶対に避けて通れない存在”といえるのが、函館「ハセガワストア」の「やきとり弁当」です。名前だけ聞くと「焼き鳥をおかずにした普通のお弁当かな?」と思うかもしれません。しかし実際に食べてみると、多くの観光客が「なんだこれは……」と妙な中毒性にハマってしまいます。筆者も完全にその一人でした。しかもこれ、駅弁的な楽しみ方をしても“最強クラス”に強いです。

 まず誤解してはいけないのが、この「やきとり弁当」、実際には鶏肉ではありません。使われているのは豚肉です。函館周辺では豚串文化が根付いていることから、「やきとり」といいつつ豚肉を使うスタイルが定着しているのだとか。初見だと脳が軽くバグります。

 函館市内各所に店舗を構える「ハセガワストア」ですが、その特徴は“コンビニなのに店内で焼き鳥を焼いている”ことです。店内に入った瞬間、炭火とタレの香りが襲ってきます。この時点で理性はほぼ終了です。香りって本当に怖いですね。

 今回頼んだのは定番の「やきとり弁当」。通常はタレ味がド定番ですが、今回はあえて「うま辛」を選んでみることにしました。

 注文後、店員さんがその場で焼き上げてくれるスタイルで、待っている間もジュウジュウという音と香りによる胃袋への攻撃が続きます。出来上がったお弁当を開けると、豚肉と野菜がドン。その下にはタレがしみ込んだご飯が広がっています。もう見た目だけで優勝です。

 さっそく食べてみると、まず口の中に広がるのは強烈な炭火感でした。この時点で、普通の駅弁とは完全に別ジャンルです。野菜はナス、長ネギ、ピーマンでしたが、これらも炭火焼きによってウマさが大化けしています。特にナスは、タレと炭火の香ばしさをまとったことで、危険なほどご飯が進みます。

 そして主役のお肉は厚切りの豚バラ。筆者は「一生ひとつの肉しか食べられないなら?」と聞かれたら、秒で豚バラを選ぶレベルの豚バラ信者ですが、この豚バラ、完全に優勝しています。脂の甘み、炭火の香ばしさ、そして肉汁の暴力感がすごいです。正直、1枚でご飯1杯いけるレベルでした。

「うま辛」実際どう?

 さらに全体を支配する「うま辛ダレ」がかなり新感覚です。しっかり辛さがありつつ、甘みも感じられる味で、イメージとしては少し韓国料理っぽい方向性でしょうか。そこへ炭火のスモーキーさと肉汁が加わり、タレをまとったご飯がとんでもない破壊力を発揮します。

 そして恐ろしいのが、食べ進めるほど食欲が加速していくことです。普通、焼き鳥系って途中で「まあ満足かな」となる瞬間が来るものですが、「やきとり弁当」は逆でした。後半になるほど「もっと食べたい」が強くなります。タレ、脂、米の連携が強すぎるのです。

 さらに嬉しいのが価格です。小サイズはなんと660円。しかも量も十分です。正直、毎日これでいいレベルです。また口のなかの炭火焼き感こそスゴいものの、某大阪の肉まんのような強い香りはしないので、そうした意味でもオススメです(念のため、筆者は乗車人数がとても少ないときにいただきました)。

 函館にはラッキーピエロ、海鮮、塩ラーメンなど強力グルメが大量に存在しますが、「やきとり弁当」は間違いなく“最強クラスのB級グルメ”でした。観光客向けに無理やり派手にした感じではなく、完全に地元民の日常メシとしても成立しているのもポイントが高いです。函館、本当に食べ物が強すぎます。もしここに住んだら、筆者の体重は過去最高記録を一瞬で更新する気がします。