小田原の「まるでワープな新トンネル」6月ついに開通! “渋滞都市”を変えるルートに? 心臓破りの現道とオサラバ

造船”建造量2倍”どう実現する

小田原駅に通じる「新トンネル」を含む新たな都市計画道路がついに開通します!

「トンネルの下のトンネル」で住宅地をワープ!

 神奈川県小田原市は2026年5月22日、市内で整備が進む都市計画道路「城山多古線」と「小田原山北線」が、6月27日(土)に開通すると発表しました。

 両路線の整備事業は、小田原駅西口から小田急線の西側を通り、大雄山線の穴部駅、山北町方面へ通じる3.1kmを整備するもので、これまでに小田原駅側の約2.1kmが開通しています。その先は小高い丘が阻んでいましたが、今回、新設の「新坂下トンネル」を含む約1.0kmが開通。穴部駅付近の現道である県道74号小田原山北線へ接続し、全通します。

 新坂下トンネルは、小田原厚木道路の小田原東IC-荻窪IC間で住宅地を抜ける「坂下トンネル」のすぐ下を貫いており、延長は230mです。小田原山北線の現道は、小田厚の坂下トンネルの真上を通っており、アップダウンが激しく、歩道もないほど狭く、大型車が通行できないという課題がありました。その狭隘区間をトンネルで一気に抜けられるようになります。

 今回の開通で市は「市北部から小田原駅や市役所、市立総合医療センターなどがある市中心部へのアクセス性が向上」「現県道からバイパス区間へ交通の転換が図られ、安全性の向上」といったメリットを挙げます。

 広域的にみると、小田原市街地の慢性的な渋滞の緩和にも期待がかかります。市街地の渋滞は北部の大雄山線や御殿場線沿線から、海沿いの国道1号方面へと集中することが一因であるため、その一部を小田原駅の西側に振り向けられるようになります。