ロシア“最新ステルス戦闘機”謎の「複座型」をついに公式初公開 古来の運用思想を意識しつつ海外アピールも強化?

造船大国・日本再生に必要なこと

ロシアの統一航空機製造会社(UAC)は2026年5月20日、Su-57戦闘機の複座型の画像を公開しました。

ついに噂の複座機の姿が明らかに!

 ロシアの統一航空機製造会社(UAC)は2026年5月20日、Su-57戦闘機の複座型の画像を公開しました。

 Su-57は、現時点でロシア軍が正式運用している中では最新鋭の戦闘機であり、ステルス性能を備えた第5世代ジェット戦闘機とされています。今回公開されたのは2人乗りの複座型で、公式には初公開となります。

 この機体は、公式発表の数日前からSNS上で話題となっており、ロシア軍やUACに近い軍事ブロガーなどが、タキシング中や飛行中の映像を公開していました。また、操縦を担当したのはロシア英雄の称号を持つテストパイロット、セルゲイ・ボグダン氏だったと同社は発表しています。

 ロシアメディアなどの報道によると、この複座型の利点について、デニス・マントゥロフ第一副首相は「戦闘任務だけでなく、戦場での連携指揮、パイロット訓練、長距離任務の管理にも対応するよう設計されている」と発言したとされています。

 また、複座化により、後席のクルーがレーダーや高精度兵器、ドローン、戦術的連携の管理を担当し、前席のパイロットは操縦に専念することが可能になります。

 このコンセプトは、Su-30シリーズやMiG-31などの運用思想にもとづいており、任務分担によって戦闘効率を高める狙いがあります。

 さらに、ロシア軍機の主要輸出先の一つであるインドも複座機を好む傾向があり、「この複座バージョンは海外市場での成功に大きく貢献すると確信している」とUACのヴァディム・バデハCEOは述べています。