ゆりかもめが、全国の鉄道事業者で初めて全自動改札機でクレジットカードのタッチ決済とQRコードに対応します。
全国初! 全通路でクレカ・QRが利用可能に
ゆりかもめは2026年5月20日、全駅の自動改札機を更新し、すべての改札機をデジタル乗車券対応にすると発表しました。更新は5月28日夜間から順次開始され、9月中旬までに完了する予定です。
今回の更新により、ゆりかもめのすべての改札通路で、クレジットカードなどによるタッチ決済や、QRコードを用いた乗車券が利用可能になります。鉄道事業者として、すべての改札通路でクレジットカードとQRコードに対応するのは全国で初めてだといいます。
また改札機の更新とあわせ、7月中旬には、各駅の券売機で販売している普通乗車券が、現在の磁気タイプからQRコードを印字したものへ切り替えられます。これにより、改札機にきっぷを投入する方式から、QRリーダーにかざして通過する方式へと変わります。
この切り替えに伴い、これまでゆりかもめの券売機で取り扱っていた磁気乗車券はすべて発売終了となります。磁気券の全廃は首都圏の他の鉄道事業者も打ち出していますが、ゆりかもめが最初になる見込みです。ただし、発売終了前に購入した各種磁気乗車券については、有効期限まで利用できるとのことです。
また、スマートフォンで利用できる「QRモバイルチケット」も用意し、普通乗車にも対応します。「事前に購入可能で、物理的なチケットが不要なほか、各種キャッシュレス決済にも対応した、より利便性の高いサービス」だと紹介しています。
ゆりかもめはQR乗車券へ移行する目的として、きっぷの投入機構が不要になることで券づまりなどのトラブルが減る、リサイクルが難しい金属を含む用紙(磁気券)を切り替えることで環境負荷が減る、構造がシンプルなデジタル対応機器へ移行することで保守・更新が効率化されるといったメリットを挙げます。