FC岐阜は21日、同クラブに所属するMF山田直輝が、明治安田J2・J3百年構想リーグをもって現役を引退することを発表した。
山田は1990年7月4日生まれの現在35歳。浦和レッズの育成組織出身で、ユース時代の2008年4月、2種登録選手としてトップチームに登録されると、同26日の京都サンガF.C.戦で、17歳9カ月22日にしてトップチームデビューを飾った。2009年に正式にトップチームへ昇格すると、同年5月には日本代表デビュー。プロ1年目は一定の出場機会を確保したが、その後はケガにも苦しめられた。
2015年には湘南ベルマーレへ期限付き移籍。2年ぶりにJ1を戦う湘南で躍動し、期限付き移籍期間を延長して迎えた2017シーズンには、湘南の3シーズンぶりとなるJ2優勝に貢献。シーズン終了後に浦和へ復帰し、2年間を過ごしたものの、安定した出場機会の確保には至らず、2019年7月には再び湘南へ期限付き移籍。翌年、完全移籍で湘南へ加わった。
湘南では2024シーズンまでプレーし、期限付き移籍していた期間も含めて、公式戦通算213試合出場27得点を記録。2025年から岐阜に加入し、2025明治安田J3リーグでは7試合のピッチに立った。明治安田J2・J3百年構想リーグでは、ここまで2試合に出場している。
明治安田J2・J3百年構想リーグ終了後の現役引退を決断した山田は、クラブを通して、次のようにコメントを発表している。
「まだ試合は続きますが、百年構想リーグをもってプロサッカー選手を引退します。これまで山田直輝に関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。[サッカーに出会えたこと]。それが僕にとって何よりも幸運なことでした。サッカーを通して、喜びも悔しさも、出会いも別れも、数えきれないほどの経験をさせてもらいました。その全てが、これまでの僕の人生そのものでした」
「Jリーグ、スポンサー企業の皆様、所属したチーム。僕にプレーの場を与えていただき、ありがとうございました。監督やコーチ、スタッフ、人一倍お世話になったメディカルチーム。育て、支えていただき、ありがとうございました。仲間、ライバル。みんなとボールを蹴っている時間が、大好きでした。僕と一緒に戦ってくれて、ありがとう」
「そして、応援してくださったファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。怪我ばかりで、何度も心が折れました。ですが、その度に皆様の応援や励ましに救われ、前を向くことができました。いつしか僕がピッチに立つ意味は、支えてくれたみんなに、元気にプレーする姿を見せることになっていました」
「その恩返しがどれだけできたかは分かりません。それでも、心も身体も全てを懸けて戦い抜いたと、胸を張って言えます。そして、自分の意思で幕をおろせることに、とても感謝しています」
「本当に、幸せな現役生活でした。また会いましょう」
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