イギリスの航空機用安全装置メーカーであるマーチンベーカー・エアクラフトは2026年5月18日、アイダホ州で発生した空中衝突事故において、4名が同社の射出座席によって生還したことを公式Xで明らかにしました。
マーチンベイカーは安全性をアピール
イギリスの航空機用安全装置メーカーであるマーチンベーカー・エアクラフトは2026年5月18日、アメリカ・アイダホ州で発生した空中衝突事故において、4名が同社製の射出座席によって生還したことを公式Xで明らかにしました。
5月17日、アイダホ州の空軍基地で開催されていた航空ショーの最中、EA-18G「グラウラー」2機が空中衝突する事故が発生しました。しかし、直後にパイロットとWSO(兵器システム士官)計4名が射出座席での脱出に成功し、死者は出ませんでした。
このEA-18Gの射出座席を開発したのがマーチンベーカーです。同社は「4人全員が、Martin-Baker US14A(NACES)射出座席を使用して無事に脱出した」と発表しました。これにより、同社製射出座席によって救われた搭乗員の総数は7820人に達したとしています。
ちなみに、同社製の射出座席で脱出し生還した人には、「Ejection Tie Club(イジェクション・タイ・クラブ)」への参加資格が与えられます。会員には特製ネクタイや会員証、ピン、パッチなどが配布されることで知られています。
1950年代に創設されたこのクラブは、約70年を経た現在でも会員数は世界で8000人未満とされています。そのため、公式Xには「クラブ入りおめでとう!」「さらに4人がクラブに加わった」といった、“不幸中の幸い”を祝福するコメントも寄せられていました。
なお、空中衝突した、EA-18G「グラウラー」は、F/A-18F「スーパーホーネット」をベースにした電子戦機版となります。
【確かな安全性!】これが、4名のパイロット生還を祝福するメーカーです(画像)