LCCであるZIPAIRが、インターネット接続に「Starlink」を導入し全機対応が終わりました。同社のサービスの品質がまた一つ上がりそうです。
JAL系列LCCとして破格の通信サービス
株式会社ZIPAIR Tokyo(以下ZIPAIR)は2026年5月8日、保有するボーイング787-8型機について、保有するすべての機体に対して「Starlink」の搭載が完了したと発表しました。
「Starlink」は、アメリカの航空宇宙企業スペースX(SpaceX)社が提供する衛星通信システムサービスで、ZIPAIRはボーイング・グローバルサービスと連携して搭載作業を進めていました。搭載機が初めて公開されたのは3か月ほど前の2月26日なので、それから2か月あまりで保有機である全8機への搭載が完了したことになります。これにより、ZIPAIRはアジアで初めて、保有機材全機が「Starlink」に対応したエアラインとなりました。
ZIPAIRは、JAL系列のLCC(格安航空会社)でありながら北米直行便などの長距離路線を展開しており、今回の全機導入は、同社のサービスの質の高さを裏打ちする大きな要素となりそうです。
他の航空会社でも機内でWi-Fi通信を利用することは可能ですが、機体が対応していないケースや、あるいは通信速度や使用可能時間などに制限が設けられている場合が少なくありません。
これまで、大手航空会社であっても「機内から満足の行く品質のインターネット接続」を可能とする便はほとんど見られないのが実情でした。空の旅でもインターネット通信がうまくいかず、せっかくのサービスに不満を感じた経験を持つ人は多かれ少なかれいるはずです。
今回ZIPAIRは、LCCでありながら全機無料でインターネットが使えるうえに、通信品質が保証されるStarlinkを積んだ唯一の国内航空会社となったのです。
ボーイング・グローバルサービスは「今回の全機Starlink搭載は、お客さまがすぐに最新の高速インターネットを楽しめるようにするための素早く確実な取り組みの証です。」と語っており、ZIPAIRも「無料の高速インターネットを、航空旅行の新たな基本サービスとして提供できることを誇りに思います。」と述べています。