CL初制覇に王手のアーセナル…20年前の悔しさ知るアンリ氏は後輩に期待「実現することを願う」

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 元フランス代表FWティエリ・アンリ氏がチャンピオンズリーグ(CL)初制覇に王手をかけた“後輩”たちについて言及した。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 アンリ氏の古巣であるアーセナルは今シーズンのCLリーグフェーズを8戦全勝で終えると、ノックアウトフェーズではレヴァークーゼン、スポルティング、アトレティコ・マドリードを撃破し決勝進出。ここまで14試合無敗、わずか6失点という安定した戦いで悲願の初優勝まであと一つとしている。

 アーセナルが最後にCL決勝に進出したのは20年前。その時キャプテンマークを巻いて『スタッド・ド・フランス』のピッチに立っていたのがアンリ氏だ。試合は開始からわずか20分でGK退場というアクシデントに見舞われたアーセナルが、数的不利の中で先制に成功。しかし、終盤バルセロナに立て続けにネットを揺らされ、あと一歩のところで涙を呑んだ。

 20年ぶりの大舞台、初優勝をかけて激突するのは連覇を目指すパリ・サンジェルマン(PSG)。今大会はリーグフェーズ11位でノックアウトフェーズへのストレートインを逃したが、シーズン終盤にかけて尻上がりに調子を上げ、モナコ、チェルシー、リヴァプール、バイエルンを破って決勝へ駒を進めた。

「まだ彼ら(PSG)のレベルには達していないので、謙虚にならなければならない。勇敢に戦って欲しいが、相手は王者なので簡単ではないことも理解している。難しい試合になるだろう。失点が少ないことはポジティブだが、PSGには優勝経験がある」と王者PSGの強さを認めたアンリ氏。それでも、古巣の決勝進出を喜びつつ、自身が成し得なかった偉業に挑む後輩たちへエールを送った。

「決勝に進出できて本当に嬉しいよ。あのチーム相手にどこまでできるか見てみよう。彼ら(アーセナル)は私たちが成し遂げられなかったことを成し遂げようとしている。勝って欲しい。選手として経験できなかった喜びをファンとして味わえるんだ。実現することを願っているよ。粘り強く、失点しにくいチームだ。チャンスを作りすぎることもないが、チャンスが訪れた時には必ずゴールに結び付けることができると思う」

 先輩アンリ氏の思いも背負うアーセナルはビッグイヤーを掲げることができるだろうか。決勝は日本時間31日午前1時にキックオフされる。

【ハイライト動画】アーセナルが20年ぶりにCL決勝進出! アトレティコとの接戦制す