マドリードの下町発の“夢物語”は終わらない! クラブ史上初の欧州タイトルに王手のラージョ指揮官「とにかく優勝したい」

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 ラージョ・バジェカーノを率いるイニゴ・ペレス監督が、7日のストラスブール戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 マドリードの下町から見る夢物語は、ついに最終章のページが捲られた。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)ノックアウトフェーズの準決勝2ndレグが7日に行われ、ラージョ・バジェカーノはストラスブールと敵地で対戦。先の1stレグで1-0と先勝したロス・フランヒロホスは、手配したチャーター便に選手とスタッフ、選手の家族とメディア関係者、そしてサポーターが搭乗するという、まさにクラブを挙げての“総力戦”で乗り込むと、元京都サンガF.C.のアレモン(アレシャンドレ・ズラウスキ)が先制点をマーク。そして、アウグスト・バタージャのPKストップなどの活躍で無失点に抑え、2戦合計スコア2-0でクラブ史上初の欧州大会決勝戦へと進出した。

 試合後、インタビューに応じたイニゴ・ペレス監督は、「私がラージョを指揮するという幸運に恵まれて以来、最高の試合だったと思う。攻撃と守備のレベルの高さに、このような試合が与えるプレッシャー下でのプレーぶりを踏まえると、そう言い切れるんだ」と大一番を振り返った。

 また38歳の青年指揮官は、試合終盤の猛攻を守り切った守護神について、「素晴らしいプレーだった。PKを止めた場面だけでなく、決勝進出が目前に迫っていても、4分もあれば相手に爆発的な反撃を許してしまう可能性があるからね。その局面を耐え抜くのは容易ではない」と最後までゴールマウスを割らせなかったことを称賛した。

 クラブ史上初の欧州タイトルがかかる決勝戦の相手は、日本代表の鎌田大地を擁するクリスタル・パレスに決定したラージョ・バジェカーノ。「彼らは素晴らしいチーム」と口にしたイニゴ・ペレス監督は、「レベルに達していないチームなら、決勝戦に進むことはできていないのだから。記憶に残るような素晴らしいチームだ。彼らとの決勝戦は楽しみだけど、それについてはそのときにまた話そう。とにかく、優勝したい」と意気込みを語っている。

 2024年2月の就任から、約2年。来シーズンは、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督の後任としてビジャレアルで指揮を取ることが大々的に報じられているイニゴ・ペレス監督だが、ECL優勝が“置き土産”となるのだろうか。下町発の“夢物語”の最終章となる決勝戦は、今月27日(日本時間28日)に行われる。