「西京焼き」は魚や肉をみそに漬け込んで焼く、京都の伝統料理。上品な甘みと、みそ特有の香ばしさが感じられる一品です。手作りのハードルが高そうに感じますが、工程はとてもシンプル。ご家庭でも手軽にチャレンジできますよ。

そこで今回は、西京焼きの人気レシピ8選をご紹介。
定番の魚の西京焼きをはじめ、豆腐やイカを使用したレシピ、西京みそダレで野菜を楽しむアレンジなど、思わずご飯やお酒がすすむメニューが目白押しです。ぜひチェックしてくださいね。
■【チーズのような味わい】豆腐の西京焼き
豆腐を合わせみそにじっくり漬け込むことで水分が抜け、こってり濃厚なチーズのような味わいに。お酒のおつまみとして楽しむのはもちろん、野菜スティックのディップや、サラダのトッピングにもおすすめです。
【材料】(3~4人分)
絹ごし豆腐 1丁
西京みそ 150g
酒 大さじ 1.5
みりん 小さじ 1.5
【作り方】
1、絹ごし豆腐はキッチンペーパーに包み、重しをのせて厚みが半分になるまで水気をきる。

2、<合わせみそ>の材料を混ぜ合わせ、ラップに適量をぬって(1)の絹ごし豆腐をのせ、さらに残りの<合わせみそ>をぬり、ラップでしっかり包む。冷蔵庫に一晩入れておく。

3、<合わせみそ>を拭き取り、食べやすい大きさに切る。220℃に予熱しておいたオーブンで8~10分、少し焼き色がつくまで焼く。

【このレシピのポイント・コツ】
豆腐は必須アミノ酸が豊富で高脂血症などの予防には不可欠です。良質なたんぱく質とコレステロースを下げるリノール酸も含み、生活習慣病予防に働くサポニンや、活性酵素の働きや脂肪の酸化を抑制するビタミンEを含みます。
■【ご飯のおかず・おつまみに】西京焼きレシピ
豚肉の西京焼き

豚肉に合わせみそを塗って焼くだけの簡単レシピ。白みその甘さと香りがふわっと広がり、まろやかな味わいです。やや焦げやすいので、弱火で焼くのがポイント。中まで火が通ったら中火にして両面を焼くと、ちょうどよい焦げ目がつきます。
冷凍で作り置き サワラの西京漬け

サワラに味つけをしてから冷凍保存する、作り置きに便利な一品。調理する前日に冷蔵庫に移し、ゆっくりと解凍しましょう。みそを洗い流して焼けば、あっという間に完成! 時短で作れるので、お弁当にも最適です。木の芽を飾ると季節感がアップします。
タラの西京焼き

たっぷりの西京みそに一晩漬け込んで作る、本格的な西京焼き。タラは塩を振って下ごしらえしておくと、臭みが取れて風味が良くなります。しっかりとした味つけで、ご飯のおかずのほか、日本酒のアテにも最高! リピート確定のおいしさです。
西京焼きご飯

こんがりと焼いたサワラの西京焼きを一緒に炊き込みます。ふっくらとしたサワラとご飯は相性抜群です。使う魚は、鮭やギンダラなどの西京漬けでもOKなので、お好みでチョイスを。器に盛りつけた後、刻みネギを散らすと、彩り鮮やかに仕上がります。
チーズイン西京焼き

チーズ&みその発酵食品コンビを使う、西京焼き。一晩みそ床に漬けた鮭に切り込みを入れ、スライスチーズをはさんで焼きます。紅葉の葉や筆ショウガを添えると、料亭の一品のようなビジュアルに。白身魚・イカ・鶏肉でも作れる、アレンジの幅が広いレシピです。
■【アレンジ多彩】西京風味レシピ
イカゲソ西京風味

おつまみや、あと1品ほしいときに大活躍する、イカゲソの西京風アレンジです。ビニール袋でイカと調味料を入れて、もみこむだけ! みそに漬け込む効果で、イカは火を通しても固くなりにくく、柔らかな食感に仕上がります。
ブロッコリーの西京ゴマダレ

西京みそをベースにした和風テイストのディップ。茹でたブロッコリーと一緒にいただきましょう。ブロッコリーは余熱でも火が入るため、茎に少し固さが残っているくらいのタイミングで引き上げると◎。ニンジンやジャガイモともよく合うので、お好みの組み合わせを見つけてみてください。
■みその効果は絶大! 調理のコツを押さえて西京焼きを楽しもう
みそに含まれる米麹の酵素には、食材の旨みを引き出す働きがあり、西京焼きならではの繊細で奥深い味わいに仕上げてくれます。さらに、西京みそは塩分が控えめで食材が塩辛くなりにくく、長時間漬け込めるのも魅力です。
焼く際は焦げやすいため、表面のみそを軽く拭き取り、火加減に注意しながらじっくりと焼き上げるのがポイント。今回ご紹介したレシピを参考に、お好きな食材で西京焼きを作ってみてくださいね。