【ワシントン時事】米財務省は24日、イラン産原油を購入したとして、中国の石油精製大手「恒力石化」に制裁を科したと発表した。数十億ドル(数千億円)のイラン産原油・石油製品を購入していたという。制裁を回避してイラン産原油を運ぶ「影の船団」として、同社との取引に関与したとみられる約40の海運企業・船舶も対象とした。
米国内に保有する資産を凍結する。財務省は、恒力石化が2023年以降に制裁対象の影の船団から少なくとも500万バレルを受け取っているとしている。
米政府はイランから原油を購入して精製する中国の独立系製油所を「ティーポット」と呼び、制裁を強化してきた。財務省は恒力石化がイラン産の原油・石油製品の最も大きな顧客の一つだと指摘している。