アメリカ国防総省は2026年4月18日、ドイツに対する統合戦闘システム、支援装備およびサポートの売却を承認したと発表しました。
実はアメリカのイージス駆逐艦よりも大きい
アメリカ国防総省は2026年4月18日、ドイツに対する統合戦闘システム、支援装備およびサポートの売却を承認したと発表しました。
推定費用は119億ドルで、この契約は北大西洋条約機構(NATO)同盟国との相互運用性の向上を目的としています。主要契約者はロッキード・マーティンおよびRTXとなる見込みです。
この契約は、ドイツが開発を進めている次世代フリゲート「127型」(計6隻建造予定)に採用されるとみられます。
ドイツが要求しているパッケージには、イージス統合戦闘システム「MK 6 MOD X」のコンピューティング基盤8セットと、SPY-6(V)1アクティブ電子走査アレイ(AESA)Sバンドレーダー8基が含まれています。また、Mk 41垂直発射システム、協同交戦能力(CEC)システム、GPSベースの測位・航法・タイミング(PNT)サービスも含まれています。
SPY-6(V)1多機能レーダーは、アメリカ海軍がアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦フライトIIIから搭載している新型レーダーです。これらの装備により、ドイツ海軍の次世代フリゲートは、アメリカ海軍の最新イージス艦に類する能力を持つと予想されます。
F127型はフリゲートに分類されますが、全長は約160メートル、満載排水量は約1万トンに達するとされ、アメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦よりもわずかに大型です。
強力な対空能力による弾道ミサイル防衛や包括的な防空戦に加え、対地攻撃能力の付与も想定されています。対潜任務に特化したニーダーザクセン級(126型)フリゲートとともに、将来的にはドイツ海軍の水上戦闘艦隊の中核を担うことになります。