たっぷりの大根おろしを煮汁に加える「みぞれ煮」は、旬の大根を存分に味わえる家庭料理の定番。おろしの水分が食材を包み込み、さっぱりとした後味にしてくれます。

今回は、魚・肉から、ボリュームたっぷりの厚揚げまで、バリエーション豊かな8選をご紹介します。
【生臭さゼロ】ふんわり柔らか! サバのさっぱりみぞれ煮
香ばしく焼いたサバをだし汁で煮含めることで、驚くほどふっくら仕上がります。下処理で塩を振り、余分な水分を拭き取るのが臭みを消すコツ。大根おろしは仕上げに加えてサッと混ぜ、フレッシュな風味を堪能しましょう。冬の夕食のメインに最適な一品です。
【材料】(4人分)
サバ(切り身) 4切れ
塩 大さじ 1
小麦粉 大さじ 1~2
サラダ油 大さじ 3
大根おろし 1/4~1/3本分
ネギ(刻み) 大さじ 4
だし汁 250ml
酒 100ml
みりん 大さじ 3
塩 少々
しょうゆ 大さじ 3
【作り方】
1、サバは皮側の身の厚い部分に切り込みを入れ、全体に塩を多めに振ってラップで包み、20~30分冷蔵庫で休ませて水気を拭き取る。

2、サバは薄く小麦粉をからめ、フライパンにサラダ油を中火で熱し、サバの皮を下にして並べ、焼き色がついたらひっくり返す。同様に焼き色をつけて取り出し、キッチンペーパーで油をおさえる。

3、フライパンの油を拭き取り、<合わせだし>の材料を入れて中火にかける。煮たったら(2)のサバを戻し入れ、落とし蓋をして10~12分煮る。

4、(3)のサバを器に盛り、フライパンに大根おろしを加えてひと煮たちさせ、サバにかけて刻みネギを散らす。

■バラエティ豊かに楽しむ!【みぞれ煮】レシピ7選
揚げサバのみぞれ煮

カリッと揚げ焼きにしたサバに、おろし入りのだしがジュワッとしみ込みます。サバやレンコンを小さめに切ることで、子どもや年配の方も食べやすい仕上がりに。大根を1/4本たっぷり使うため、大量消費にも役立ちます。根菜の食感が楽しく、ごはんが進むおかずです。
揚げカレイとナスのみぞれ煮

淡泊なカレイは、揚げてから煮ることでコクが増して上品な味わいに。カラスガレイなど煮崩れしにくい種類を使うのがきれいに仕上げるポイントです。トロトロのナスとおろしの甘みが相性抜群で、おつまみにも喜ばれます。
ブリのみぞれ煮

旬のブリを大根おろしでさっぱりいただく、冬の定番主菜。ブリは焼く前に塩を振り、臭みの元となる水分をしっかり拭き取りましょう。少し濃いめの甘辛だしにおろしをたっぷり加えることで、脂ののったブリも軽やかに食べられます。ブリ大根より時短で作れるのも魅力。
鶏肉のみぞれ煮

醤油味が定番のみぞれ煮を、コク深い味噌でアレンジ。鶏もも肉の脂がおろしの入った味噌だれと溶け合い、食欲をそそる濃厚な味わいに。煮汁が少なくなったタイミングでおろしを加えることで、旨みを余さずお肉にからめられます。ガッツリ食べたい日の夕食にどうぞ。
大葉入りつくねのみぞれ煮

大葉が爽やかに香る鶏つくねをだしで煮る一皿です。肉だねにパン粉を混ぜれば、冷めてもふんわり柔らかい食感をキープできますよ。前日のつくねのリメイクにも便利です。レンコンやニンジンなどを刻んで混ぜ込めば、1品で栄養バランスの整ったメインおかずになります。
厚揚げのみぞれ煮

あと1品に活躍する、火通りの早い厚揚げのレシピ。油抜きをしっかり行うことで、だしのしみ込みがグンと良くなります。揚げ出し豆腐より手軽で、お酒のおともにも最適。大根の酵素が消化を助けてくれるので、胃を労わりたい日の夜食や、お疲れ気味の方への献立にもイチオシです。
大根と厚揚げ みぞれ煮 10分でできる人気レシピ

調理時間10分で完成する、忙しい日の救世主。厚揚げを香ばしく焼いたら、調味料とおろしを加えて煮るだけで完成です。おろしを汁ごと使うので水いらず、大根の栄養を丸ごと摂れるのもうれしいですね。素材の旨みが凝縮された濃厚な味わいで、副菜ながら満足感の高いスピードメニューです。
■みぞれ煮で冬の食卓を健やかに
雪のような見た目も美しい「みぞれ煮」は、旬の大根をたっぷり味わえる冬の万能メニューです。
魚をふっくら仕上げるコツや、味噌仕立ての鶏肉、時短の厚揚げなど、具材次第でアレンジは自由自在。
大根おろしのやさしい甘みが、日々の疲れを癒やしてくれますよ。心も体も温まる一皿で、健やかな食卓を楽しみましょう。