白菜を1玉買ったものの、食べきれなくてしんなりしてきた…という経験はありませんか?

今回は、白菜を使い切りたいときにぴったりなレシピを8選ご紹介します。冷蔵庫でしんなりし始めた白菜も、無駄なくおいしく変身させましょう!
【甘みたっぷり】簡単! 白菜を大量消費 鶏肉のシャッキリ炒め
白菜は炒めると甘みが増し、濃い味付けによく合います。こちらはしょうゆベースの和風炒め。白菜と相性の良い鶏むね肉を使うことで、あっさりといただけます。赤唐辛子の辛みがアクセントになり、ごはんにもお酒にも最適な主菜です。
【材料】(2人分)
白菜 4~5枚
塩 小さじ 1
鶏むね肉 1/2枚
酒 小さじ 1
しょうゆ 小さじ 1/2
片栗粉 大さじ 1/2
ショウガ 1/2片
酒 大さじ 1
砂糖 小さじ 1
しょうゆ 大さじ 1
赤唐辛子(刻み) 1/2本分
コショウ 少々
サラダ油 大さじ 1
【下準備】
1、白菜の芯の部分は長さ5cmに切り、さらに幅7~8mmの棒状に切る。葉の部分はザク切りにする。塩をまぶしてもみ、しんなりとしたら水洗いして水気を絞る。

2、鶏むね肉は厚みを半分にし、さらに細切りにして、<下味>の材料をもみ込み、片栗粉をまぶす。
3、ショウガは皮をむき、せん切りにする。
4、<調味料>の材料を混ぜ合わせる。
【作り方】
1、フライパンにサラダ油、ショウガを入れて火にかけ、香りがたったら鶏むね肉を加え炒める。

2、鶏むね肉の色が変わったら、白菜を加えてサッと炒め、<調味料>を加えて手早くからめ、器に盛る。

■鍋だけじゃない! 白菜の食感を楽しむ「使い切り」レシピ7選
白菜を大量消費! 簡単焼き白菜

白菜をシンプルに味わうなら焼くのがイチオシです。ベーコンの脂をまとった白菜は塩を振ってじっくり焼くのがポイント。焼いている間にソースを用意すれば手早く完成します。卵黄とマヨネーズ、溶かしバターのコク豊かなソースが、香ばしい白菜の旨みを引き立てます。
豚バラと白菜のミルフィーユ鍋

材料2つの簡単鍋は、冬の夕食におすすめ。まな板の上で白菜と豚バラ肉を重ねたら、食べやすい大きさにカットして鍋に敷き詰めます。白菜は火が通るとカサが減るため、多めに詰め込むのがコツ。薬味に柚子胡椒を添えて味変するアレンジも絶品です。
白菜大量消費! コクうま白菜とツナのゴマみそ和え

火を使わずにササッと作れるスピードレシピ。白菜の塩もみはビニール袋を使えば、洗い物を減らして手軽に作れますよ。上品な甘みの白みそと風味豊かなすりごまが白菜と好相性で、箸休めの副菜にもどうぞ。
白菜が余ったらコレ! とろとろ白菜のチーズ炒め

和食や中華のイメージがある白菜ですが、チーズとも相性抜群です。スープの素で味付けし、ピザ用チーズを加えると、食べ応えのある炒め物が出来上がり。ソーセージやチーズなど、子どもが喜ぶ食材を組み合わせているため、家族みんなで楽しめますよ。
白菜と豚肉の煮物

白菜と豚肉の蒸し煮は、薄味でどんな主菜とも合わせやすいのが魅力です。豚バラ肉から脂が出てくるので、炒め油はごく少量でOK。白菜が少しだけ余った時の使い切りにぴったりです。
白菜の豚バラロール

レンジ加熱した白菜で、豚バラ肉やシメジを巻いた白菜の豚バラロール。しょうゆやだしの素で和風に味付けしますが、薄味なのでケチャップを添えて洋風に味変するのも◎です。
白菜の酒蒸し

水を使わず、白菜の水分と酒だけで火を通す酒蒸しは、白菜の甘みが存分に引き出され、シンプルながら極上のおいしさに仕上がります。大根おろしと卵黄を合わせた黄身おろしはさっぱりとして、日本酒のおともにも重宝します。
■余った白菜はムダにしない!
冷蔵庫に少しだけ余った白菜も、今回ご紹介した炒め物や和え物、煮物など、鍋以外のレシピでも手軽に使い切ることができます。
白菜は調理法によって食感や味が変化する万能野菜です。毎日の食卓の「あと1品」が欲しいときや、お弁当の副菜にも活躍します。ぜひ、さまざまな調理法を試して、白菜を余さずいただきましょう。