ほっこり温まるスープが恋しくなる季節ですね。トロッとしたトロミがあれば、さらに口当たりが良くなり、体も心も癒されます。
そこで今回は、「トロミスープ」の絶品レシピ10選をお届け。

冷めにくいので最後まであったか。疲れた朝や体調を崩しがちなときにぴったりです。ぜひ参考にしてください。
■「卵とマイタケの中華風トロミスープ」の作り方
材料2つでパパッと作れて満足度バツグン! ふんわり卵がトロッとしたスープにからんでおいしく、マイタケの旨味で味わい深いです。体にやさしく、食欲がないときはご飯を加えて雑炊にしてもいいですね。
【材料】(2人分)
溶き卵 1個分
マイタケ 1/2パック
鶏ガラスープの素 小さじ 1.5
水 400~450ml
酒 大さじ 1
片栗粉 小さじ 2
水 大さじ 1.5
塩コショウ 少々
【下準備】
1、マイタケは石づきを切り落とし、細かく裂く。<水溶き片栗>の材料を混ぜ合わせる。
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【作り方】
1、鍋に<スープ>の材料を入れて中火にかけ、煮たったらマイタケを加えて1分煮て、<水溶き片栗>でトロミをつける。
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2、(1)に溶き卵をまわし入れ、卵がふんわりと浮かんできたら塩コショウで味を調え、器に注ぐ。
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■芯から温まる! トロミスープの絶品レシピ9選
冷蔵庫にストックしている材料で作れたり、栄養豊富な食材を使ったり。手軽で満足度の高いスープが勢揃いです。
モヤシのトロミスープ

トロミのあるかき玉スープに、モヤシ1袋を加えてボリューム満点! モヤシは食感が残るよう、サッと煮る程度でOKです。手軽な材料でコスパ良く作れます。小腹が空いたときにも最適です。
鶏むね肉のトロミスープ

しっとり柔らかい鶏むね肉とお好みの野菜を煮込むため、おかずにもなるスープです。鶏むね肉は下味をつけ、片栗粉をもみ込むことでパサつきを防げます。鶏の旨味がジュワッと出て、ヘルシーなのに食べ応えも◎。
4種のキノコとショウガのトロミスープ

エノキ、マイタケ、シメジ、エリンギの旨味が濃縮! オイスターソースが隠し味となり、滋味深い味わいです。トロミ×ショウガのパワーで体が芯から温まりますよ。食物繊維がたっぷり摂れるため、腸活にも良さそうですね。
シンプル野菜のトロミスープ

キャベツ、玉ネギ、ニンジンなどの野菜をオリーブオイルで炒めて煮るだけ。サイコロ状に切り揃えると火の通りも早いです。トロミのあるスープに野菜の甘みがたっぷり。お疲れ気味の体を労わってくれます。
ヒジキのトロミスープ

ヒジキ、卵、ネギの栄養満点な食材を使う一品です。醤油ベースのトロミスープに、ヒジキのコリコリ食感がやみつきになります。しらたき追加で腹持ちがUPし、しっかりと満足感を得られますよ。
レンコンのトロミスープ

片栗粉ではなく、レンコンをすりおろして自然なトロミをつけるのがポイント。プチトマトや貝われ菜を加えて、さっぱりといただきましょう。味つけは顆粒スープの素のみとシンプル。いろんな具材でアレンジ可能です。
エノキのトロミスープ

エノキ、ニンジン、ネギのシャキシャキとした食感がくせになります。エノキの旨味がスープに溶け出し、やさしい味わいです。たっぷりの野菜は煮込むことでカサが減るため、ペロリと食べられます。
カブのトロミスープ

すりおろしたカブのほか、茎も使う、カブを丸ごと楽しめる一品です。カブは呼吸器を潤す作用があり、風邪の症状を和らげる効果が期待できます。カブの自然な甘さとトロトロ加減に癒やされて、食欲がないときでも飲みやすいです。
アサリと卵のトロミスープ

アサリの出汁を効かせることで、手軽に極上スープが作れます。汁にトロミをつけてから卵を流し入れるのが、ふわふわに仕上げるコツです。不足しがちな鉄分がこの1杯でしっかり補給できますよ。
■片栗粉以外でもトロミはつけられる?
片栗粉がなくても、「小麦粉」「くず粉」「コーンスターチ」などの粉類でトロミづけは可能です。ただし、小麦粉はタンパク質を含むため水に溶けにくく、入れすぎるとダマになりやすいので量は控えめにしましょう。
さらに、「ジャガイモ」「里芋」「レンコン」「長芋」などデンプンを多く含む根菜をすりおろすと、自然な粘りが出てトロミづけに活用できます。とはいえ、食材そのものの風味が加わるため、料理によっては仕上がりの味が変わる点に注意してください。
寒い季節は、今回ご紹介した「トロミスープ」で体の芯からポカポカに。冷え知らずの冬を過ごしましょう。