ナポリタンやハヤシライスなど、昔ながらの町洋食のメニューは、誰もが懐かしさを感じる日本のソウルフードです。

今回は、洋食屋さんに入ったときのような、大人も子どもも笑顔になる“あの味”を家庭で再現できるレシピを8選ご紹介します。ぜひ、ノスタルジックな食卓を楽しんでくださいね。
【ふっくら】洋食の基本! カレイのムニエル タルタルソース添え
カレイのムニエルは、淡泊な身と自家製タルタルソースが好相性です。カレイは旨みのあるマガレイや肉厚なカラスガレイなどがおすすめ。軽く水洗いしてから水気を拭き取ると、臭みが消えて食べやすさがアップしますよ。タルタルソースはお好みで刻んだピクルスを加えるとプロの味に近づきます。
【材料】(2人分)
カレイ 2切れ
塩コショウ 少々
小麦粉 大さじ 1~2
バター 10g
オリーブ油 小さじ 2
玉ネギ 1/8個
ゆで卵 1個
マヨネーズ 大さじ 3
レモン汁 小さじ 1
塩コショウ 少々
パセリ(みじん切り) 適量
トマト 1/2個
レモン(輪切り) 2枚
パセリ 適量
【下準備】
1、カレイは水洗いし、キッチンペーパーではさんで水気を取る。トマトはヘタを取り、くし切りにする。
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2、<タルタルソース>の玉ネギとゆで卵はみじん切りにし、他の材料と混ぜ合わせる。
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【作り方】
1、カレイに塩コショウし、全体に小麦粉をまぶす。
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2、フライパンにバターとオリーブ油を中火で熱し、盛り付けた時に上になる側を下にしてカレイを並べ入れる。
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3、おいしそうな焼き色がつくまで両面を焼き、器に盛る。<タルタルソース>をかけ、トマト、レモン、パセリを添える。
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■オムライス・ハヤシライス・カツ! 人気の【町洋食】レシピ7選
チキンオムライス

チキンライスは「味ムラができやすい」という方、必見です! ごはんにケチャップとウスターソースを混ぜるだけなので、まんべんなく調味料が混ざります。卵を上手に焼くコツは、フライパンを十分熱すること。手元に材料や調理器具を置いておくと、慌てずスムーズに作業できます。
洋食屋さんのたっぷりハヤシライス

デミグラスソース缶にひと手間加えると、本格町洋食の味に。ケチャップやトマトベースの野菜ジュースとともに煮ることでコクがプラスされ、奥深いソースに仕上がります。身近な材料で作れるうえ、ごちそう感があるので子どもの誕生日やパーティーにもぴったりです。
ナポリタン

洋食屋さんの味といえばコレ、という方も多いナポリタン。こちらのレシピでは、ウスターソースで酸味をプラスするのがポイントです。ケチャップの甘みと相まって、お店顔負けの味になりますよ。ニンジンやキノコなどを加えて具だくさんにすれば、栄養もボリュームも満足な一皿に。
ポークチャップ ごはんが進む 洋食屋さんの味わいに

少ない材料で作れるポークチャップは、少し濃いめの味付けでごはんが進みます。豚肉は筋切りしてから焼くと、縮むのを防ぐことができますよ。焼く直前に小麦粉をまぶし、ソースをしっかりからませましょう。ホウレン草のバターソテーやコンソメスープを添えると、本格的な洋食献立になります。
洋食屋さんのマカロニグラタン

ホワイトソースから手作りする、本格的なマカロニグラタン。クリーミーなソースとプリッとしたエビ、ブロッコリーの歯応えなどが三位一体となり、リッチな洋食を楽しめます。エビを牡蠣に、マッシュルームをシメジに変えたりと、旬の食材でアレンジするのもおすすめです。
ポークのチーズサンドカツ

サクサクの衣からとろけるチーズが絶品のサンドカツ。薄切りの豚肉を使うため、揚げ時間が短いのがうれしいですね。揚げている間にチーズがあふれ出てこないよう、パン粉をしっかり付けるのが成功の秘訣。冷めてもおいしく、お弁当のおかずにも最適です。
デミグラス缶でコク旨! ビーフストロガノフ

牛肉の存在感抜群のビーフストロガノフは、デミグラスソース缶を活用すると手軽に作れます。赤ワインやトマト缶などと一緒に煮ると、旨みの相乗効果で深い味わいに。牛肉は火を通しすぎると硬くなるので、軽く炒めたらいったん取り出して、あとで加えましょう。やわらかく仕上がります。
■ノスタルジックな味を家庭で再現! 町洋食で贅沢な食卓を
ムニエル、ハヤシライス、サンドカツなど、どこか懐かしい町洋食は、いつの時代も家族みんなを笑顔にするメニューです。
デミグラス缶を活用したり、調理のひと手間を加えたりするだけで、お店顔負けの本格的な味わいが実現します。
ご紹介したレシピを参考に、ノスタルジックで満足感のある洋食献立をぜひ堪能してくださいね。