体が硬いなら両腕の三角形を崩してもいい!? 高橋竜彦がオススメする“手元先行素振り”でHSアップ

「両腕の三角形を保って振ろうとしても、逆にヘッドスピードが下がるだけです」と高橋竜彦。体が硬くなって、捻転差が作れないシニアは、両腕を脱力させた手元先行素振りがオススメだと語る。

◇ ◇ ◇

体が硬くなっているシニアの場合、両腕の三角形を保って体の回転で振ろうとすると、逆に力んで捻転が浅くなり手打ちにつながります。手打ちになる人は、両腕を脱力して、〝ヘッドを置いてけぼりにするように〞手元を先行させて振るテークバックを繰り返しましょう。腕をムチのように使って振る感覚がつかめ、ダウンでもタメが作りやすくなります。

ドリルを行う際は、まずヘッドを胸の前に上げてください。その後、両腕の力を抜き、ヘッドの重みを感じながら手元先行でテークバックします。これを何度も繰り返しましょう。打つ前の素振りにもオススメですね。

なお実際に打つ際も、脱力したまま手元→ヘッドの順で動かすと、ダウンでも手元から先行して振り下ろせます。右足は、トップまで押し込む意識を持って、下半身を固めたまま振るイメージを持つと、軸を保ってスイングできますよ。

■髙橋竜彦
たかはし・たつひこ/ 1974年生まれ。福岡県出身。2005年にプロ初優勝し、翌年に「日本ゴルフツアー選手権」でメジャー初制覇。昨年シニアデビュー。ジャパンクリエイト所属

◇ ◇ ◇

倉本のスイングを詳しく解説! 関連記事【倉本昌弘も実践する60歳からの飛ばし術 「歩くように両足をタテに踏み込むと飛距離が落ちません」】でその秘密が分かります!

externallink関連リンク

倉本昌弘も実践する60歳からの飛ばし術 「歩くように両足をタテに踏み込むと飛距離が落ちません」 生源寺龍憲が参考にするのは約50年前のスイング!? 「正確なアイアンショットを生むヒントがたくさん隠されています」 親指と人差し指は”添えるだけ” R・マキロイの握り方ならボールがつかまり飛距離も伸びる! 植竹希望も実践していた テーラー、ピン、キャロウェイ……クイズ「偽物クラブ」はどっち? 青木香奈子が髪をほどいたらこうなる【女子プロ写真】
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)