元“天才少女”がホールインワンで1800万円の高級車ゲット 「完ぺきだったね」

<BMW女子選手権 初日◇16日◇パインビーチGL(韓国)◇6785ヤード・パー72>

ド派手なプレーが生まれた。実測155ヤードの13番パー3。ルーシー・リー(米国)がティショットを直接カップインさせるホールインワンを達成。副賞として約1800万円相当の超高級車『BMW i7』をゲットした。
手応え残す一打だった。やや打ち下ろしで、迷わず7番アイアンを手にした。「ピンをめがけて真っすぐ打った。少しショートするかもと思ったけれど、完ぺきだったわ」。ピン手前2メートルほどに着弾すると、球はフックラインを描いてジャストタッチでカップイン。入ったことを見届けると、ルーシーもキャディも興奮しきりだった。

ティイングエリアに着いたときから、そこに設置されている高級車にくぎづけだった。「“今年はまだホールインワンしていない”って愚痴っていたの。そろそろ出てもいい頃だって。だからあそこで出せてよかった」。今週はBMWが冠とあって、パー3の各ホールにはホールインワン賞として車がかけられている。ルーシーが手にしたのは超高級セダン。最上級クラスは2200万円を超える一台だ。

試合では3回目、プライベートを入れると「9回目」というから驚かされる。ルーシーはかつて、11歳8カ月19日の若さで、「全米女子オープン」の予選会を突破し史上最年少で本戦出場を果たした“天才少女”。これはレクシー・トンプソン(米国)の12歳の記録を更新した快挙だった。そんな少女もいまや23歳。米3年目のシーズンを送っている。

この日は「68」で回り、4アンダー・22位タイ発進。ホールアウト後も興奮が冷めやらなかったのか、ファンへのサイン対応では、いつものサインの隣に“hole-in-one”と付け加えられていた。

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