河本結のような完璧フェードはどう打つの? レイドオフのトップからの下ろし方にヒントがあった!【ダウンスイング分析】

前週の「スタンレーレディスホンダ」にて今季2勝目を挙げた河本結。持ち球のフェードを駆使して戦う彼女だが、どのようなダウンスイングで打っているのか? プロコーチの平尾貴幸が解説する。
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8月の「北海道meijiカップ」、先週の「スタンレーレディスホンダ」で優勝を挙げた河本選手は、レイドオフのトップから、ダウンスイングでクラブを立てて下ろしてフェードを打っています。
 
始動では体から手元を離してワイドに上げますが、ヘッドが腰の高さを過ぎたあたりから右腕を外側に回して、レイドオフのトップに。ダウンスイングでは右腕を内側に回してクラブを立てながら下ろします。
 
クラブが立つとフェースが左を向くので、あとはややカット気味に振るだけ。出球は左で、必ずと言っていいほどスライス回転がかかります。打ち出し方向や曲がり幅がコントロールしやすいので、精度の高いショットが打てていますね。

■河本結
かわもと・ゆい/ 1998年生まれ、愛媛県出身。2023年にシードを手放すも、翌24年は5年ぶりとなるツアー勝利を含むトップ10に16回入り、メルセデス・ランキング7位と完全復活を果たした。今季も好調を維持し、「スタンレーレディスホンダ」で通算4勝目を挙げた。RICOH所属。

■解説:平尾貴幸
日本大学ゴルフ部出身。10歳から本格的にゴルフを始め、25歳からインストラクターに。ジュニアやアマチュア、プロゴルファーまで、機能解剖学をもとにトレーナーと連携したレッスンが人気。ティーチングプロA級取得。

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