業者を通じて仕入れる時代へ 鮮魚ビジネス

鮮魚の流通は、漁師から産地の市場を経由し、中央市場や公設市場に回り、仲卸しなどを通じて小売店や飲食店などに流れるのが一般的です。この流れに変革をもたらしたのが20年程前の量販店による産地直送でした。

産地の仲卸しや中間業者と提携して、水揚げされた鮮魚を中央市場を通さず、店舗に直接送るという方法を始めました。少々割高になっても、鮮度は一日早くいいものが販売できるということで一気に広がりました。

近年ではスマホやタブレットなどの通信網の発達により、産地から小売店や飲食店に商品を直接送る専門のビジネスが確立しつつあります。当時の産地直送のかかわりで、産地仲卸しとの信頼関係を築き、産地で水揚げされたセリや、入札前の鮮魚の画像や動画を顧客に送信し、注文を取ってから、仲卸し業者に買い付けてもらうという方法です。

産地の市場ではセリや入札時間がまちまちで、1匹から仕入れが可能とあって、順番に産地を回りながら営業をしています。そして、集めた魚は鮮魚ボックスにまとめられ、宅急便や運送業者に渡されます。また、近隣の顧客には自分で配達もしています。

さらに、このビジネスにおいて、鮮魚市場の衰退とは逆に、量販店の仕入れを任されている人がいる程、成功者は右肩上がりの成長を遂げています。最近では、中央市場や公設市場の仲卸し業者まで、荷受け会社に頼らず直接産地仲卸しとスマホなどでやり取りをし、顧客のニーズにあった魚の卸売りを始めるところが増えています。

[写:t-mizo@flicker]


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