公現祭の日に食べるフランスのお菓子、ガレット・デ・ロワ。2023年は今日6日が公現祭(エピファニー)です。
中にフェーブと呼ばれる陶製の人形がひとつ入っているアーモンドクリームが入ったパイ菓子のこと。切り分けられたお菓子の中にフェーブが入っていた人が一日王様になれるという王冠と一緒に楽しむ1月のフランスの行事。お馴染みになってきましたね。
・価格が高めのガレットデロワを安く手作りしよう!
アーモンドプードルを使うためか買うと意外と価格が高め。スーパーの製菓コーナーにあるアーモンドプードル(30g267円)2つと冷凍パイシートで手づくりすれば手ごろに、アーモンドクリームたっぷりのガレット・デ・ロワが手軽できるので挑戦してみる価値アリですよ♪人形の代わりにアーモンドを入れれば安全ですし王冠を子どもと一緒に手作りするのも楽しいですね。
では早速作り方をご紹介しましょう。
冷凍パイシートで「ガレット・デ・ロワ」
【材料】
( 直径18cm 1 台分 )
冷凍パイシート約500g
無塩バター50g
グラニュー糖50g
全卵1個分
アーモンドプードル50g
強力粉10g
バニラオイル少々
ラム酒少々
溶き卵(全卵)1個分
フェーブ(陶製の人形)1個
【下準備】
・冷凍パイシートはあらかじめ冷蔵庫でゆっくり解凍しておく。
・無塩バターは室温で柔らかくしておく。
・アーモンドプードルと強力粉は合わせて振っておく。
・オーブンは180℃に予熱しておく。
【作り方】
1、
パイシートを分量外の打ち粉をした台の上で厚さ2.5mmくらいに伸ばし、直径18cmの型で抜いたものを2枚用意し、それぞれラップをして冷蔵庫で休ませる。
2、
<アーモンドクリーム>を作る。ボウルに無塩バターとグラニュー糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまでしっかり混ぜる。
3、
溶きほぐした全卵を少しずつ加え、その都度しっかりと混ぜ、振るったアーモンドプードルと強力粉を加える。泡立て器からゴムベラに変えて粉気がなくなるまで混ぜ、バニラオイルとラム酒を加える。
4、丸口金をつけた絞り袋に3の<アーモンドクリーム>を入れ、1で抜いたパイ生地の一枚に、外側3cmを残して絞り、端の好きな場所にあればフェーブを置く。
5、外側3cmの部分に溶き卵をぬり、もう一枚のパイ生地を上から重ね、縁の部分を押さえる。
6、盛り上がった部分のみに溶き卵をぬり、ナイフで模様をつける。180℃に予熱しておいたオーブンで約1時間焼く。