1月7日は、端午の節句や七夕の節句と並ぶ5節句の一つ「人日の節句」、別名「七草の節句」。この日に「七草がゆ」を食べて一年の無病息災を願うとよいとされ、スーパーにも便利な春の七草セットが売られています。
※春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)
この記事では、「七草がゆ」を簡単&スピーディにご飯から作るレシピと、生のお米から土鍋でじっくり炊き上げるレシピ、炊飯器でお任せレシピをご紹介します。その他、アレンジレシピも要チェックです!
■早くて簡単!朝食にもOK「ご飯から作る七草がゆ」
調理時間:20分
出典:E・レシピ「ごはんで作る七草粥(七草がゆ)」
レシピ制作:崎野 晴子
<材料 (2名分)>
七草がゆセット 1パック
ご飯 160g
水 640ml
梅干し 2個
<作り方>
1、七草はよく洗い、分量外の塩少々を加えたたっぷりの湯でサッとゆでて冷水にとる。水気をきって細かく刻む。
2、鍋にご飯と水を入れて中火にかけ、沸騰し始めたら軽く混ぜて弱火にし、時々混ぜながら10分ほど煮る。
ヒント! 混ぜる時はぐるぐる混ぜると粘りが出るので、やさしくふた混ぜ程度に。ご飯が固まっているときは火にかけて柔らかくなってからやさしくほぐしてください。
3、ご飯が柔らかくなったら刻んだ七草を加え、やさしく混ぜて器によそい、梅干しをのせる。
■生米から土鍋でじっくり「基本の七草がゆ」
調理時間:1時間
出典:E・レシピ「生米から作る基本の七草粥(七草がゆ)」
レシピ制作:中島 和代
<材料 (2名分)>
お米 約130g
水 800ml
塩 小さじ1/3
七草がゆセット 1パック
<作り方>
1、お米は水洗いして大きめの土鍋に入れ、水800mlを加えて軽く混ぜ、お米を平らにして土鍋の蓋をする。ヒント! お粥にもいろいろありますが、今回は全粥の割合で炊きました。 全粥・お米1合(約150g)・水5合(900ml)、七分粥・お米1合・水7合(1260ml)、 五分粥・お米1合・水10合(1800ml)、 三分粥・お米1合・水20合(3600ml)
2、土鍋の蓋をしたまま強火にかけ、吹いてきたらトロ火にして50~60分位炊く。火を止めて10分そのまま蒸らす。
ヒント! 勢いよく吹きますので、中身が土鍋の半量位になるよう、大き目の鍋で炊いて下さい。吹くようなら鍋の蓋を少しずらして下さい。お米の粒をつぶさないためには、絶対に途中で混ぜないで下さいね。
3、七草セットは、サッと水洗いして細かく刻む。(2)に塩と共に加え、優しくひと混ぜして器によそう。
ヒント! 青臭さが気になる方は水洗いし、熱湯でサッとゆでて水に取り、粗熱が取れたら水気を絞って細かく刻んで下さい。
■生米からでもラクラク「炊飯器で七草がゆ」
調理時間:1時間
出典:E・レシピ「炊飯器で七草粥(七草がゆ)」
レシピ制作: 杉本 亜希子
<材料 (2名分)>
お米 0.5合
水 適量
七草がゆセット(市販品) 1パック
<下準備>
・お米は水洗いし、30分位水につけておく。
・七草がゆセット(なずな・はこべら・ごぎょう・せり・すずな・すずしろ・ほとけのざ)は、サッと水洗いして細かく刻む。
<作り方>
1、炊飯器に水気をきったお米とおかゆの線まで水を加え、お粥モードのスイッチを入れる。
2、炊き上がったら、七草がゆセットを加えて混ぜる。ヒント! このまま召し上がる場合は、分量外の塩で味を調えて下さい。
■ちょっとひと手間「七草がゆのアレンジ」
卵入り七草がゆ
出典:E・レシピ「卵入り七草粥(七草がゆ)」
いつもの七草がゆを手軽にアレンジするのに<卵>はいかがでしょうか?こちらのレシピは七草がゆを炊いた後、最後に溶きほぐした卵をまぜ、ふんわり優しい味に仕上げました。お子様も食べやすい一品です。
七草ミルクがゆ
出典:E・レシピ「七草ミルクがゆ(七草粥)」
ベーコンが入ったリゾット的な洋風七草がゆ。青菜は乳製品と相性がばっちり。青菜が苦手、という方もすんなり食べられます。
中華七草がゆ
出典:E・レシピ「中華七草粥(七草がゆ)」
チキンスープで炊く、ヘルシーかつ満足感が得られる七草がゆです。チキンスープは、鶏肉を茹でた際の「ゆで汁」でもいいですし、ゆで汁がない場合は、水500mに顆粒チキンスープの素大さじ1を入れたもので炊いてもOKです。
年末年始で食べすぎた人は、七草がゆで胃腸を休める意味でもおすすめです!