「倒れていれば100%PKだった」 リヴァプール指揮官が判定に苦言「本来は今日のようにプレーすべきなのに…」

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 リヴァプールは現地時間11月1日、プレミアリーグ第9節でアーセナルと対戦し、0-1で敗れた。試合後、リヴァプールを率いるアンドニ・イラオラ監督が、判定への不満を表明した。イギリスメディア『BBC』が同日、同監督のコメントを伝えている。

 試合は序盤の16分、リヴァプールは自陣でのビルドアップに乱れが生じると、ここからアーセナルのショートカウンターを喰らい、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツに先制ゴールを奪われる。以降の時間帯は、ホームチームのリヴァプールが主導権を握って猛攻を見せたが、最後までゴールが遠く、0-1でタイムアップ。リヴァプールは本拠地『アンフィールド』で、実に14年ぶりにアーセナルに敗れた。

 試合後、イラオラ監督は「アレックス・イサクのプレーは明らかなPKだ。彼のユニフォームが掴まれていたのは誰の目にも明らかだった」と主張。イラオラ監督が指摘したシーンは、0-1で迎えた20分に起こった。1点を追いかけるリヴァプールは、敵陣左サイドでフリーキックを獲得すると、ショートでリスタート。フランス代表FWブラッドリー・バルコラが、右足でインスイングのボールを供給すると、ボックス内で反応したスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクがヘディングシュートを狙ったが、わずかに合わなかった。

 このシーンでは、DFラインとGKの間のスペースに顔を出し、ヘディングを狙ったイサクのユニフォームを、アーセナルのオランダ代表DFユリエン・ティンバーが引っ張っていた。プレーはそのまま再開されたが、ボールとイサクの距離はほんのわずか。仮にティンバーがユニフォームを引っ張っていなければ、クロスボールはイサクの頭にピタリだった可能性も否定できない。引っ張った時間がわずかだったことから、ホールディングの反則には該当しないと判断されたと見られる。

 このような事象を受けて、「アレックス(イサク)は彼(ティンバー)の前に入っていて、ゴール前でヘディングしようとしていたが、ユニフォームを掴まれたためにできなかった」とイラオラ監督。ただし、リヴァプールにPKは与えられず。イラオラ監督は皮肉も交えながら、次のように言葉を続けた。

「もし彼がグラウンドに倒れていれば、100%、PKが宣告されていたはずだ。本来は今日のようにプレーすべきだが、現実はこうだ。次回は、監督としてアレックスに『地面に倒れろ』と指示しなければならない。そうしなければ、判定は下されないのだからね」

 今後の対策を問われたイラオラ監督は「答えは簡単で、ダイブすればいい。ダイブしなければ、判定は下されない」と返答。今後、イサクに対しても同様に指示を出すか否かを問われると、「間違いなくそうするね」と付け加えた。

 また、試合後の記者会見でも、同シーンの判定についての質問が飛んだ。「この質問をされるのは残念だが、正直なところ、我々は選手たちに『倒れろ』と言わなければならないのだろう」と切り出したイラオラ監督は、「そうしなければ、審判はファウルを吹いてくれないからだ。そして、審判たちは、『なぜこんなに簡単に倒れるんだ』と選手たちに言う。だが、倒れなければファウルは吹かれないんだ。次は『お前たちはいつも倒れている』ということになってしまう」と、自身の見解を口にした。

 なお、イラオラ監督は、倒れることなくプレーを続けたイサクについては「正直な選手だと思う。彼はボールに触ることだけを考えていた。あのシーンを見れば、誰もがユニフォームを引っ張られていたことは確認できるのにね」と話している。

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