日米共同統合演習「キーン・ソード27」において、護衛艦「やはぎ」が対水上訓練射撃を行う様子が公開されました。
最新ステルス護衛艦「やはぎ」主砲射撃の映像が公開
海上自衛隊・水上艦隊は、10月19日から29日までの計11日間実施された日米共同統合演習「キーン・ソード27」において、護衛艦「やはぎ」が対水上訓練射撃を行う様子を捉えた映像を公開しました。
「やはぎ」は海上自衛隊で最新となる、もがみ型護衛艦の5番艦で、京都府の舞鶴基地に所在する哨戒防備群第4哨戒防備隊に配備されています。
もがみ型は、ステルス性を考慮した平らな外観が特徴。高くそびえ立つピラミッド型のマスト(柱)は「ユニコーンアンテナ」と呼ばれるもので、従来はマストの複数個所に取り付けられていたアンテナを1本の支柱内に集約し、優れたステルス性能を実現しています。
「やはぎ」が搭載する主砲は、あたご型護衛艦から採用されている「Mk.45 Mod 4」62口径5インチ(127mm)単装砲です。完全に無人化された砲塔で、発射速度は毎分16~20発とされています。
従来の主砲よりも発射速度は低くなった一方で射程が伸び、対地攻撃にも高い効果を発揮します。この主砲は海上自衛隊の護衛艦のスタンダードとなっています。
公開された映像では、「やはぎ」が主砲を連続して発砲し、次弾の発砲前に砲塔から薬きょうが次々と排出されています。ズドン!という発砲音の後、薬きょうが甲板に転がる鮮明な様子が収められています。
護衛艦の対水上訓練射撃では、主砲周辺をネットで囲い、遠方に薬きょう(撃ち殻)が飛ばないようにしているケースもありますが、今回公開された「やはぎ」の射撃では、主砲周辺はネットで囲まれていません。
【映像】スゴい速さ!これが最新護衛艦「やはぎ」主砲射撃の様子です