藤枝MYFCは11月1日、2026/27明治安田J2リーグ第13節徳島ヴォルティス戦における判定について、クラブとしての考えを公式声明で共有した。
藤枝を率いる槙野智章監督は、0-1で敗れた徳島戦後のフラッシュインタビューで、相手のペナルティエリア内でのハンドが取られなかったことへの不満から公に審判を批判。不適切な発言と認定され、槙野監督は計2試合のベンチ入り停止処分と罰金10万円が科された。一方、JFAの審判委員会は、槙野監督がインタビューで訴えていたハンドのシーンについて「ハンドと判断すべき事案。残念ながら審判員は正しく判定を導き出すことができなかった」と誤審を認めていた。
J2リーグへのVAR導入はたびたび議論の対象となるが、導入へのハードルは高く、ヨーロッパでも2部リーグでVARが導入されているケースは少ない。そのようななか、藤枝は次のように公式声明を発表し、「今回の出来事を一過性の問題として終わらせるのではなく、審判員の皆様をはじめ、競技に関わるすべての方々による議論が進むきっかけとなり、判定の精度や競技環境の向上、ひいては日本サッカー全体の競技力向上につなげていくことが重要だと考えています」と競技環境の向上を訴えた。
「私たちは、試合を支える審判員の皆様の職務に深い敬意を払っており、その判断が求められる難しさについても十分に理解しています。一方で、特に試合の結果を左右する重要な局面においては、判定に対する疑問や問題提起が生じることもあります。今回の監督の言動についても、試合中の状況や判定をめぐる経緯を踏まえ、その背景にある思いをクラブも共有しています」
「今回の判定については、クラブとしても試合後に正式な手順に則り、関係者との意見交換や手続きを行っています。併せて、JFAの審判委員長よりハンドであったとの認識が示されたことも確認しております」
「私たちは、今回の出来事を一過性の問題として終わらせるのではなく、審判員の皆様をはじめ、競技に関わるすべての方々による議論が進むきっかけとなり、判定の精度や競技環境の向上、ひいては日本サッカー全体の競技力向上につなげていくことが重要だと考えています。クラブとしても、今回の出来事を真摯に受け止め、より良い競技環境の実現に向けて取り組んでまいります」
また、藤枝は「最後に今回の判定に関して、審判員や関係者への誹謗中傷、過度な批判はお控えいただきますよう、切にお願い申し上げます」と、注意喚起も行なっている。
【動画】槙野智章監督のフラッシュインタビュー