バルセロナ、改めてCB補強を検討…ケガ人続出の現状でフリック監督も前向きか

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 バルセロナは、今冬の移籍市場でセンターバック(CB)の補強を検討しているようだ。29日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ブラウグラナのオフィスでは、ハンジ・フリック監督と上層部が今冬の移籍市場に向けたロードマップを考案し始めている。補強を検討しているポジションはCBだ。同ポジションを巡っては、今夏にも補強への動きが取り沙汰され、アレッサンドロ・バストーニ(インテル)という具体的な名前も挙がったものの、最終的には指揮官の判断によって見送られていた。

 スペイン紙『マルカ』によると、これは決定事項ではなく、補強の有無は「スポーツ面」と「経済面」にも左右されるとのこと。それでも状況が許せば、フリック監督もCBの新戦力獲得に前向きな姿勢であることを明らかにした。

 そして同紙は、カギを握るとした「スポーツ面」と「経済面」の現状を分析。前者では、「守備陣のパフォーマンスは期待されたほどの安定感を発揮できていない」とすると同時に、「ケガ人の多さが監督の戦術プランを制約し、競争力のある守備陣を構築するための選択肢を狭めている」と指摘した。とくに、エリック・ガルシアやジュール・グンデ、チャビ・エスパールらの離脱組で疑問視されているのが、アンドレアス・クリステンセンの状態だ。クラブは、デンマーク人選手がケガを繰り返している現状において、「後半戦を確実に乗り切るための十分な戦力になり得るか」を見極める必要があると伝えている。

 また経済面も、「決定を下す上で重要な要素となる」と強調。同紙は、「『ファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)』に基づく余力が、補強の実現可能性や、獲得を検討できる選手のレベルを左右する」とした上で、アレハンドロ・バルデの去就にも注目だと見解を示した。ラ・マシア育ちのサイドバックは、プレータイムが想定よりも限定的で今冬の退団を検討する可能性があり、もしチームを離れることになれば、バルセロナにとっては「新たな選手を獲得するための余地が広がるかもしれない」と記している。

 ラ・リーガ開幕9連勝スタートで圧倒的な強さかと思われたが、直近でパリ・サンジェルマンとレアル・マドリードに敗れて2連敗中のバルセロナ。いくつかの弱点が明るみになった今、冬の移籍市場でどのような動きを見せるのかに注目が集まっている。