テレビ朝日系ドラマ「サタデードラマ10『あにいもうと』」(毎週土曜よる10時~)でW主演を務める俳優の赤楚衛二(あかそ・えいじ/32)にモデルプレスがインタビュー。初共演となった榮倉奈々との撮影エピソードや、撮影の裏側、そして夢を叶える秘訣について語ってもらった。
◆榮倉奈々&赤楚衛二W主演「あにいもうと」
本作は、トラブルメーカーの“兄”に振り回されながらも念願の医師となった“妹”春木奈緒(榮倉)と、重い病を患う“妹”を懸命に支える“兄”園田修司(赤楚)の<許されざる愛>の物語。脚本・吉田紀子氏、監督・新城毅彦氏のタッグで、交錯する2組の<兄・妹>の切ない運命を繊細に描き出す。赤楚は本作でテレビ朝日のドラマ初主演となる。
◆赤楚衛二、テレビ朝日ドラマ初主演で感じた“ワクワク感”
― テレビ朝日のドラマで初主演を務められますが、オファーを受けた際のお気持ちを教えてください。
赤楚:まず「Destiny」(2024/テレビ朝日系)を手掛けたチームということで「どんな作品を作るんだろう」というワクワク感がありました。榮倉さんとは「ぜひご一緒してみたいな」と思っていたので、すごく嬉しかったですし、楽しみな気持ちが強かったです。
― 役に共感できる部分は?
赤楚:難しいですが、家族のことになると感情が揺さぶられるというところが似ているかも。修司は重い病気の妹に対して医師たちが真摯に向き合ってくれないことに怒りを感じていました。僕も例えば、自分の弟が嫌なことを言われていたら腹が立つと思うので、身近な人が傷つけられたときに湧き上がる怒りにはすごく共感しました。
◆赤楚衛二、榮倉奈々の印象の変化
― 初共演の榮倉さんとのやり取りで、印象に残っているエピソードはありますか?
赤楚:「どうすればもっと面白くなるか」を常に考えられている方で、「このシーンはどうしようか」ということも常に話し合えて、すごく有意義な時間でした。普段は健康やスポーツの話をしていました。
― 初対面の頃から印象に変化はありましたか?
赤楚:お会いする前はクールなイメージもあったのですが、実際はとてもフレンドリーで、誰に対しても分け隔てなく接してくださる方でした。だからこそ、現場のスタッフの皆さんも「ついていきたい」と思えるんだろうなと感じました。
◆赤楚衛二、第2話ラストシーンで意識したこと
― 第2話のラストでは、修司が雨の中で奈緒を捜し回り、修司の部屋で2人の顔が近づいていく場面が描かれました。演じる上でこだわった点を教えてください。
赤楚:流れがすごく自然に見えることを意識しました。相手に迫るときに、こちらからしっかり“キュン”を生み出さないといけないと思っていたので、いかにナチュラルにその空気へ持っていけるかという点にはすごくこだわって。「どのタイミングで隣に座るか」といったことは榮倉さんや監督たちと話し合いました。
あとは、横顔が綺麗に見えるように、作品全体を見据えてクランクインの3週間くらい前からダイエットも頑張りました。プロデューサーさんからも「横顔が綺麗に見えたほうが良い」というお話があって、撮影前にはフェイスラインや顎のラインのチェックがありました(笑)。
― どれくらい絞られたのでしょうか?
赤楚:体脂肪率でいうと3%ほど落としました。大好物のラーメンを抜くのはもちろん、ジムにも通いました。代謝を上げるために下半身のトレーニングを重点的に行って、食事ではせいろ蒸しを取り入れたり、低脂質・高タンパクなメニューを意識したりしていましたね。
◆赤楚衛二、“キュン”のために選んだストレートな表現
― “キュン”とさせるために、仕草や目線などで意識されたことはありますか?
赤楚:今回はむしろストレートに演じた方がいいと考えて、修司ならではの“不器用さ”を大切にしました。少しでもこなれ感を出したり、いわゆる“イケてる風”に寄せたりすると、作品のテイストとずれてしまうと感じたんです。本来の自分なら良く見られたい気持ちもありますし、“キュン”とさせるための技術を使いたくもなるのですが、今回はあえてストレートに挑みました。
― そのシーンは何テイクか重ねられたのでしょうか?
赤楚:このシーンはカット割りがすごく多くて、いろいろなアングルから撮影したので、やり直しというよりは同じお芝居を何度も繰り返して撮りました。
◆赤楚衛二の原動力は「ワクワク」
― 修司は妹のために生きている側面が強いですが、赤楚さんご自身が前向きに頑張れる原動力や、心の支えになっているものは?
赤楚:今は「自分自身がワクワクしたい」という純粋な気持ちで動いている部分が大きいです。少し前までは「身近な人たちが楽しんでくれたらいいな」ということを一番に考えていたのですが、自分の気持ちを後回しにしていたら、ときに自分が疲弊してしまうこともあって。そこは少し修司と重なる部分かもしれません。「自分のために生きたい」と思えるようになってからは、何よりも「ワクワクしていたい」という直感を最優先に大切にしています。あとはラーメンも原動力になっています(笑)!
― ラーメン愛が伝わってきます!
赤楚:よく食べに行くんです!最近は週に1回、少なくとも2週間に1回は必ず通っています(笑)。特に家系ラーメンが大好きで、行列にも並びますし、1時間くらいなら平気で待ちます。
― これまで最長でどれくらい並ばれましたか?
赤楚:最長で2時間ほど並んだことがあります。完全にラーメンに取り憑かれていますね(笑)。
◆赤楚衛二の夢を叶える秘訣
― 夢を追いかけるモデルプレス読者に向けて、赤楚さんの夢を叶える秘訣を教えてください。2023年の取材時には「道筋を立てて準備すること」「ご縁」とお話ししてくださいました。
赤楚:「飛び込んでいく勇気」なのではないかなと思います。人間は誰しもできない理由を探すのが得意な生き物です。例えば僕も「英語を勉強したいけど、毎日続けるには今は作品が入っていて難しいかも」と言い訳を作ってしまうこともあるんです。でも夢を掴む人はそこで「まずは今日5分だけでもやってみよう」と行動を起こせる。何事においても、最初に飛び込む勇気と、それを継続する努力が一番大事だと信じています。なので、僕自身も精一杯頑張ります。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆赤楚衛二(あかそ・えいじ)プロフィール
1994年3月1日生まれ、愛知県出身。2017年「仮面ライダービルド」に出演。2020年、主演を務めたドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が海外でも評価される。主な出演作は、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022)、初のゴールデン単独主演ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(2023)、主演Netflix映画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」(2023)、映画「366日」(2025)、ドラマ「相続探偵」(2025)、映画「近畿地方のある場所について」(2025)、ドラマ「キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜」(2026)など。11月5日よりNetflix映画「余命一年、男をかう」の配信がスタート。2027年2月から舞台「ファクト」への出演、4月には映画「沖縄コンフィデンシャル」の公開を控える。