中国ではラ・リーガが放送停止に? レアル、エンバペの発言を受けて謝罪声明「不快な思いをさせてしまい…」

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 レアル・マドリードは28日、フランス代表FWキリアン・エンバペの発言に関する声明を発表した。

 事の発端は、オンライン上で拡散された動画の中で、エンバペが中国の指導者だった毛沢東氏を揶揄する冗談を言ったこと。これまで見た中で一番面白いネットミームとして「僕に関するミームで一番気に入っているのは、中国の独裁者の顔に僕の顔を合成したものだよ。本当に笑えるし、友達との間でもよく使っているんだ」と発言しており、これがエンバペの顔を毛沢東氏の画像に重ね合わせたものを指していると見られている。

 これを受け、中国の大手食品メーカーである東鵬飲料および蒙牛乳業の2社は「国民感情を害したいかなる行為にも断固反対し、一切容認しない」としてエンバペを厳しく批判し、同選手との商業的な協力関係を終了することを発表。エンバペは自身の公式SNSにて謝罪文を掲載し、ラ・リーガも公式声明にて謝罪する事態となっている。

 レアル・マドリードも一連の騒動を受けて声明を発表。「レアル・マドリードは、所属選手であるキリアン・エンバペの最近の発言によって中国の皆さまに不快な思いをさせてしまったことについて深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、クラブとして中国への深い敬意を強調した。

「当クラブは中国という国とその歴史、文化、そして国民の皆さまに対して深い敬意を抱いています。また、レアル・マドリードに愛情と称賛を寄せてくださっている数百万人の中国のファンの方々に対しても、同様に深い敬意を抱いています。当クラブはキリアン・エンバペによる謝罪を支持します。自らの発言について遺憾の意を表し、中国の皆さまに対する敬意を改めて表明しています」

「レアル・マドリードは尊重、共生、そして異文化理解という価値観を重んじる姿勢を再確認するとともに、中国と中国の皆さまとの間に築かれた友情と親愛の絆を今後もさらに強めていくことを願っています」

『アス』や『EFE』といった複数のスペインメディアによると、中国の国営放送局は当該の発言を受けてラ・リーガの試合の中継を停止しているとのこと。中国外務省の報道官はエンバペの謝罪について「重視している」と述べた模様だが、放送停止などの現在講じられている措置が解除されるかは現時点で不透明だという。