不正会計が昨年発覚したモーター大手のニデックは28日、2026年3月期の有価証券報告書に対する監査法人の「適正意見」を現時点で得られていないと発表した。今月中の意見取得を目指していたが、不正に関与した役職員の調査や人事異動など監査法人に求められていた手続きが完了しなかったことが理由。
不正発覚に伴い、東京証券取引所は昨秋、ニデック株を上場廃止基準に抵触する恐れがあることを意味する「特別注意銘柄」に指定。内部管理体制の整備に関する確認書の提出を求めた。ニデックは確認書を30日に提出。これに基づいて東証が上場を維持するか、廃止するか判断する。