地震で大きな被害を受けた大河の橋の復旧が進んでいます。完成した仮橋への切り替えで、じつに4年半ぶりに大型車も通れるようになります。
巨大イオン開業前に朗報!?
国土交通省 福島河川国道事務所は2026年10月20日、福島県桑折町で国による修繕代行を進めている県道浪江国見線の「伊達崎(だんざき)橋」について、既設橋に並行して完成した仮橋への交通切り替えを28日(水)に実施すると発表しました。
阿武隈川に架かるこの橋は、2022年3月に発生した福島県沖地震にて、上流の昭和大橋(桑折町道)、伊達橋(国道399号)とともに被災。伸縮装置が破損するなどし、4月には応急復旧したものの、大型車の通行は規制されていました。仮橋への切り替えで4年半ぶりに大型車の通行も可能になります。
この橋は国道4号や東北中央道の伊達桑折IC方面と、阿武隈川沿いに宮城県へ連絡する国道349号とを連絡するルート上にあります。伊達崎橋の既設橋は1961年架設と古く、国による診断で抜本的な架け替えが必要とされました。今後は既設橋の撤去、下部工の補強を進め、新たな橋桁を架設したうえで本復旧となります。
被災した3橋のうち、昭和大橋については県が権限代行によって2023年に復旧。伊達橋については伊達崎橋と同様に国が代行して復旧を進めており、この9月には新しい橋への交通切り替えが行われて本復旧が完了し、現在は仮橋の撤去などが行われています。残る伊達崎橋についてもさらなる復旧工事が進められます。
ちなみに、伊達桑折ICの隣接地には11月27日に東北最大級といわれる規模の「イオンモール伊達」がオープン。広域の集客を想定しており、周辺で阿武隈川を越えられるルートの重要度が増す可能性があります。