パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間20日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節でバルセロナを4-2で下した。試合後、PSGを率いるルイス・エンリケ監督は、結果よりも内容への手応えを口にしつつ、現時点での成績が何かを保証してくれることはないと釘を刺した。UEFA(欧州サッカー連盟)が同監督のコメントを伝えている。
CLで2連覇を成し遂げた“欧州王者”が、今季ここまで行われた公式戦で11戦全勝を記録するバルセロナをホームに迎えたゲームは、38分、フランス代表FWデジレ・ドゥエの豪快ミドルシュートで、PSGが先制する。後半に入ると2度にわたって追いつかれたものの、フランス代表DFリュカ・エルナンデス、ポルトガル代表MFヴィティーニャのゴールで逆転。最後はスペイン代表MFファビアン・ルイスが仕上げの4点目を奪い、PSGがCL開幕3連勝を飾った。
試合後、ルイス・エンリケ監督は「スコアだけでチームを評価することはない。私が重視しているのは、チームがどのようなプレーができるかということだ」と前置きした上で、試合内容を次のように評価。『パルク・デ・プランス』に駆けつけたファン・サポーターにも感謝を伝えた。
「我々は何度も高い位置でボールを奪い返し、チャンスを作り出すことができた。また、バルセロナが優勢だった時のような厳しい局面も、最終的には少ないダメージで乗り切ることができた。その時々の状況に的確に対応し、重要な場面でゴールを決める。これこそが、我々がどのようなチームであるかを示している」
「我々は自分たちのスタイルを示し、アグレッシブに戦ったが、この背景にはファンの後押しがある。彼らの存在が、我々にプレスをかけさせ、激しいプレーを続けることへ導いた」
「バルセロナというチームの個人およびチームとしての質の高さは、いまさら何かを指摘するまでもないだろう。彼らが相手だったからこそ、我々がどれほど優れたチームであるか、そして今晩どれほど素晴らしいプレーをしたかを如実に物語っている」
これでPSGは、前節のマンチェスター・シティ戦(○4-2)に続き、ポットAのチームとの対戦を2連勝で終えた。ここまで3戦全勝と好スタートを切ったが、「昨季のこの段階でも、我々は同じ勝ち点を持っていた。にもかかわわらず、ラウンド16に直接進むことはできなかった」とルイス・エンリケ監督。「当時の経験を思い出せれば、現状に満足せず、次の試合に集中しなければならないことはわかるはずだ」と語る。
同時に、PSGが3連覇を成し遂げる上で、「決定的な試合ではない」とも主張。「最も重要なのは、(準々決勝〜準決勝が行われる)4月の試合だ。ノックアウトステージに突入する時期こそ、この大会が最も重要になる」と続け、「我々は、その瞬間に最高の状態で臨みたい」と発言。今回の勝利は喜びつつも、CLでレアル・マドリード以来の3連覇を果たすには、決勝トーナメントに入ってからの戦いがより重要であることにも説明した。
【ハイライト動画】PSG、粘るバルサを突き放しCL開幕3連勝!