マドリーOBの憂いと忠告「チームから自信よりも不安を感じた」「公の場での振る舞いに細心の注意」

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 レアル・マドリードOBのプレドラグ・ミヤトヴィッチ氏が、ジョゼ・モウリーニョ監督のチームの現状を憂いた。8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 エル・ブランコは今夏、モウリーニョ監督を再び招へいするとともに、クラブ史上最高額のヤン・ディオマンデやマルク・ククレジャらを獲得する大型補強を敢行。しかしラ・リーガ第7節終了時点で5勝2敗(うち一つは“マドリード・ダービー”での敗戦)の4位と、バルセロナとアトレティコ・マドリードの後塵を拝している。

 そんななかで、レアル・マドリードの元選手かつ元SDが『El Larguero』に出演。シーズン序盤の戦いを振り返って、「私が見た試合の限りでは、レアル・マドリードからは自信よりも不安を感じた。モウリーニョは、チームが勢いづき、向上していくために必要なエネルギーをまだ見出せていない。どこか冷めた雰囲気が伝わってくる」と披瀝。続けて、「他チームとは正反対の状況だ。スペイン代表は良い例で、彼らには見ていて本当に美しいと感じさせる雰囲気がある。苦しんでいる時でさえね。レアル・マドリードにも、まさにそうした雰囲気が求められる」と“世界王者”のチームを引き合いに出しつつ、覇気が乏しいと見解を示した。

 また同氏は、「レアル・マドリードの全選手は今、公の場での振る舞いに細心の注意を払う必要がある。2年間タイトルから遠ざかり、今シーズンも多くの疑問を抱えたままスタートしたのだからね。ファンは敏感になっている。だから常に、外での見え方を意識しなければならない」とした上で、キリアン・エンバペの自転車騒動にも言及した。

 先日、モウリーニョ監督がサッカー選手の自転車使用(ケガのリスクを高める行為)を“プロ意識の欠如”と主張していた。しかしその矢先、エンバペが自転車に乗っている動画を公開。これで指揮官との不和が囁かれることになったなか、ミヤトヴィッチ氏は「彼はまだ若く、オフの日を楽しむ必要があることは理解できるけど、もう少し配慮すべきだった」と指摘した上で、「私にも(モウリーニョの発言は)理解できなかった。自転車に乗ることはごく当たり前のことで、多くのサッカー選手がトレーニングの一環として取り入れている」と告白。さらに「モウリーニョの言葉を受けて意図的にやったとは思わない。彼とモウリーニョがとても良好な関係にあることを知っているから」とエンバペに他意はなかったと強調した

 レアル・マドリードの中断明け最初の試合、10日のビジャレアル戦となる。