「以前よりも少し自分に自信がついたように感じています」――9月26日、初出演となった「Rakuten GirlsAward 2026 AUTUMN/WINTER」を歩き終えたばかりの日向坂46・藤嶌果歩(20)は、そう語った。約1週間で3度のランウェイ、そして前作「Kind of love」で務めた初の単独センター。積み重ねてきた経験は、18thシングル「イチャイチャ虫」での“可愛さ全開”の表現へとつながっている。“ラッキーガール”な素顔までこぼれた、20歳の今に迫るモデルプレスインタビュー。
◆藤嶌果歩:約1週間で3度のランウェイ「少し自分に自信がついた」
― 「東京ガールズコレクション(TGC)」、「IDOL RUNWAY COLLECTION」、そして今日の「GirlsAward(ガルアワ)」と、約1週間で3回もランウェイを歩きました。まずは率直な感想を聞かせてください。
【藤嶌】初めてランウェイを歩くと聞いたときは「本当に私でいいんですか?」と驚くほど衝撃的でした。でも3回もこのような素敵な機会をいただけて、以前よりも少し自分に自信がついたように感じています。新しい自分になれたような、一歩踏み出せたような気がしています。
― 初ランウェイに向けて、どのような準備をしましたか。
【藤嶌】私はとてもむくみやすい体質なので、とにかく塩分の多い食事は控えめにするように心がけました。本当はポテトやハンバーガーが大好きなんですけど、我慢しました。あとは歩く練習ですね。普段から姿勢を良くして歩くことを意識して過ごしていました。
― TGCで初ランウェイを経験してから1週間。今日のステージで、さらに意識したことはありましたか。
【藤嶌】TGCも今回のガルアワもフリフリとした可愛い系の衣装だったので、より可愛らしく歩けるように意識しました。
― 今日歩いていて、一番テンションが上がった瞬間を教えてください。
【藤嶌】ファンの方が「かほりん!」と大きく叫んでくださった声が聞こえてきて、それがすごく嬉しかったです。私のペンライトカラーも見えたので、とても喜びを感じました。
― 裏では同じく出演するグループのメンバーと話しましたか。
【藤嶌】今日は松尾桜ちゃんも同じくガルアワ初出演だったので「どんな衣装なの?」「緊張するね」と、お互いにワクワクドキドキしながらお話ししていました。
― ファンの頃から坂道グループの先輩方のランウェイをチェックしていたと、ブログで拝見しました。見る側から歩く側になって、気持ちに変化はありましたか。
【藤嶌】今でもやはり、先輩方は本当にかっこよくて可愛いなと尊敬しています。それと同時に、自分も先輩方に近づけるようにもっと努力したいという思いがより芽生えました。これからも先輩方の背中を追いかけていきたいと強く思っています。
◆藤嶌果歩:「イチャイチャ虫」は可愛さ全開 レコーディングでは“あざとく”
― ガルアワで一緒だった松尾さんとは、18thシングル「イチャイチャ虫」でシンメのポジションですね。自身がセンターを務めた前作「Kind of love」からは振り幅の大きい楽曲ですが、表情の切り替えやパフォーマンスで意識していることはありますか。
【藤嶌】「Kind of love」では大人っぽさや少し妖艶な雰囲気で、キラキラスマイルというよりは、大人の余裕を感じさせる笑顔を意識しています。一方で「イチャイチャ虫」はとにかくキュートで可愛らしい楽曲なので、可愛さを全開にしてパフォーマンスしようと心がけています。
― 「かほりんの声がよく聞こえる」というおひさま(日向坂46ファンの呼称)の感想をたくさん目にしました。レコーディングで意識したことはありますか。
【藤嶌】いつもよりも少しあざとく歌うことを意識しました。サビにはハモリがあって、高いパートと低いパートに分かれているのですが、私は率先して高いパートを歌いたいと思っていたので、なるべく高い声で歌うようにしました。
― 今作では同期の正源司陽子さんがセンターを務めています。すごいな、と感じた瞬間はありましたか。
【藤嶌】今回のミュージックビデオは2日間で撮影したのですが、陽子は衣装を何着も着替えたり、さまざまなシーンを撮影する中で、一切弱音を吐かずにかっこよくセンターに立ち続けてくれた姿を見て、とても頼もしいなと感じました。
◆藤嶌果歩:センターの期間に掴んだ「自分にもできるかもしれない」
― 前作でセンターを経験したからこそできるようになったことや、芽生えた思いはありますか。
【藤嶌】以前はかっこいい表情や大人っぽい表現は自分にはまだまだ難しいと感じていたのですが、「Kind of love」の期間を通して「自分にもできるかもしれない」という自信に繋がりました。可愛い曲だけでなく、いろんなジャンルの私を見ていただきたいと思えるようになったのは、大きな成長だと感じています。
今日こうしてランウェイを歩かせていただけたことも、普段の衣装とは全く異なるメイクやファッションに挑戦できるので、さらに大きな自信に繋がりました。
― 写真集も大反響を呼び、表題曲センター、そして初ランウェイと、大きく飛躍した2026年だったと思います。藤嶌さんにとって2026年はどんな1年でしたか。
【藤嶌】本当にたくさんの経験をさせていただいた1年でした。20歳にもなりましたし、ほんの少しだけ大人な自分へと成長できたかなと思っています。
― 「イチャイチャ虫」のジャケットアートワークのテーマは「わたしは、わたしの主人公!」。最近、藤嶌さん自身が「自分が主人公だな」と感じた瞬間はありますか。
【藤嶌】私はとても運が良くて、自分が乗る飛行機だけが遅延しなかったり、旅先で良いことが起きたり、「ラッキーガールだな」と思うことがよくあります。なのでそういうときは「私のおかげで飛行機が遅延しなかったよ」と、ちょっと主人公かもしれません(笑)。
― 貴重なお話をありがとうございました。
★「ちょっと主人公かもしれません」――“ラッキーガール”エピソードをそう笑って締めくくった藤嶌果歩。だが3度のランウェイで得た手応えも、センターで掴んだ自信も、運ではなく一歩ずつ積み重ねてきたもの。可愛さも大人っぽさも自分の色に変えていく20歳の物語は、まだ始まったばかりだ。★
(modelpress編集部)
INTERVIEW PHOTO:加藤千雅
◆藤嶌果歩(ふじしま・かほ)プロフィール
2006年8月7日生まれ、北海道出身。身長160.4cm。愛称は「かほりん」。2022年9月、日向坂46に四期生として加入。12thシングル「絶対的第六感」で同期の正源司陽子とWセンターを務め、17thシングル「Kind of love」で初の単独センターに抜てきされた。2026年8月には1st写真集「果実の歩幅」を発売。TOKYO FM「ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!」にレギュラー出演中。