W杯王者スペイン、2大会ぶりUNL制覇へ白星発進! オヤルサバル決勝弾でイングランドとの強豪対決を制す

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 UEFAネーションズリーグ(UNL)2026-27・グループA3第1節が現地時間26日に行われ、イングランド代表とスペイン代表が対戦した。

 リーグ戦の形式で行われるUNLは、今大会で第5回目の開催。スペイン代表は5大会連続で大会内最高峰のレベルであるリーグAに所属。一方で、イングランド代表は前シーズン、まさかのリーグBでの戦いを強いられたが、1年間での復帰を果たした。

 今夏に北中米3カ国で共催されたFIFAワールドカップ2026を3位で終えたイングランド代表と、同大会で4大会ぶり2度目の優勝を果たしたスペイン代表のゲームは、立ち上がりの2分に動く。敵陣中央ペナルティエリア付近でマルク・グエイからボールを奪ったラミン・ヤマルが、自ら左足でシュートを沈め、試合開始早々、W杯王者が先手を取った。

 イングランド代表はホームで先手を取られる展開となったが、36分にはカウンターの局面で一気に攻撃のギアを上げる。アンソニー・ゴードンからの落としを受けたジュード・ベリンガムが、前を向いた状態で前進し、スルーパスを送ると、動きを止めずに前方のスペースへ走り込んだゴードンが、右足でGKウナイ・シモンとの1対1を冷静に沈め、イングランド代表が試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗るイングランド代表は続く40分、味方とのパス交換でスルスルと敵陣まで上がっていったニコ・オライリーが、左サイド大外に張ったゴードンからのスルーパスに反応し、深い位置からクロスボールを送る。ハリー・ケインがヘディングシュートを放つと、ボールはマルク・ククレジャに当たってゴールに吸い込まれ、イングランド代表が逆転に成功して前半を終えた。

 後半に入ると、立ち上がりの51分、ボックス内でセカンドボールに反応したベリンガムがロドリに倒される。一度は笛は吹かれなかったものの、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。イングランド代表にPKが与えられる。しかしながら、キッカーを務めたケインのシュートは、軸足を滑らせた影響もあり、無常にもクロスバーに直撃。イングランド代表は突き放すチャンスを活かせない。

 すると、ここから試合の流れは徐々にスペイン代表に傾いていく。60分、オライリーからのバックパスを拾ったダニ・オルモが、時間をかけずに中央へボールを繋ぐと、ペナルティエリア手前で前を向いたアレックス・バエナが、右足で低弾道のミドルシュートを沈める。スペイン代表が同点に追いつくと、続く74分には、アイメリク・ラポルテからの縦パスを呼び込んだバエナがスルーパスを送り、抜け出したミケル・オヤルサバルが、GKジェームズ・トラッフォードを超えるチップキックでゴールネットを揺らす。スペイン代表が遂に逆転に成功した。

 試合はこのままタイムアップ。UNL屈指の強豪対決を制したのはスペイン代表。W杯王者であり、2大会ぶりのUNL制覇を目指す“ラ・ロハ”が、白星スタートを飾った。

 次節は現地時間で29日に行われ、イングランド代表はアウェイでチェコ代表と、スペイン代表はホームでクロアチア代表と、それぞれ対戦する。

【スコア】
イングランド代表 2-3 スペイン代表

【得点者】
0-1 2分 ラミン・ヤマル(スペイン代表)
1-1 36分 アンソニー・ゴードン(イングランド代表)
2-1 40分 ハリー・ケイン(イングランド代表)
2-2 60分 アレックス・バエナ(スペイン代表)
2-3 74分 ミケル・オヤルサバル(スペイン代表)

【ゴール動画】W杯で結果を残した強豪同士の“シーソーゲーム”はスペインに軍配