いわき発→日本代表へ「言葉だけではなく行動にできた」 “有言実行”の谷村海那「アジアカップにも呼ばれるようなプレーがしたい」

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 2025年7月、5年半在籍したいわきFCから、横浜F・マリノスへ移籍する際に立てた一つの目標がある。それは“いわき育ちの選手が日本代表になること”だった。

 横浜FMで得点を量産し、有言実行で初めての日本代表入りを果たした谷村海那は「J1という一番上に行くなら、もうそこ(日本代表)を目指すしかないと思っていたので、それを言葉だけではなく行動にできたことが良かった」と当時を回顧。「責任だったり、やっぱり背負っているものがあるので、自覚を持ってやらなければいけない」と覚悟を携え、今回の代表活動に参加している。

 谷村の初招集を受け、SNS上は所属する横浜FMのファン・サポーターが連日「谷村は元気なのか」「谷村は馴染めているのか」と、“親心”をのぞかせている。日本代表始動から2日経ったが「友達はできていない……」と漏らしつつ、同じく国内組の熊坂光希(柏レイソル)とは「お互い人見知りなので、目を合わせて笑ってます(笑)」と独特なコミュニケーション方法で距離を縮めている。

 22日の全体練習では、ウルグアイ代表を想定した戦術確認やハーフコートでのゲーム形式で約1時間半汗を流した。日本代表の主軸を担う海外組も全員が帰国・合流。「ゴール前で自分で剥がしたり、トラップはみんな上手いですし、そこに差を感じますけど、自分に求められている結果で示したい」と意気込む。今活動は2週間で4試合をこなす過密スケジュールとなっており、初招集の選手にも必ず出場のチャンスは訪れるはずだ。谷村は「デビューできたら得点を取ること、攻守でアピールすること。この一回呼ばれたことだけに満足せず、アジアカップにも呼ばれるようなプレーがしたい」と見据えた。

 4連戦の3戦目は、横浜FMが本拠地とする横浜国際競技場(日産スタジアム)で行われる。横浜FMのファン・サポーターも谷村の晴れ舞台を楽しみにしているはずだ。「横浜ではサポーターもたくさん来てくれると思うので、そこで楽しませられるようなプレーがしたい」と谷村。当時JFLのいわきからキャリアをスタートし、J3、J2、J1の横浜FM、そして日本代表へ。ステップアップを続けてきたストライカーは、日本代表の舞台で爪痕を残すべく、一日一日を大切に積み重ねていく。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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