所要時間「はかた号」超え! 県都と東京を結ぶ高速バス“5年ぶり”復活へ JR夜行バスが区間延長

タクシー市場 拡大傾向が続く

東京と米子・松江・出雲を結ぶJRバスが運転区間を延長。鳥取と倉吉に“待望の”乗り入れを果たします。

「はかた号」超え いろいろ記念すべき夜行バス

 JRバス中国は2026年9月18日、東京と出雲・松江・米子を結ぶ高速バス「スサノオ号」について、同年11月1日(日)運行便より、新たに倉吉駅北口および鳥取駅南口への乗り入れを開始すると発表しました。

 今回の乗り入れにより、路線名は「出雲・松江・米子・倉吉・鳥取~東京線」となります。これまでは鳥取県西部からの利用が中心でしたが、県庁所在地の鳥取市や、県中部の中心都市である倉吉市からも、乗り換えなしで東京へアクセスできるようになります。

 鳥取市・倉吉市にとっては、東京を直接結ぶ高速バスの“復活”でもあります。2021年に日本交通の東京線「キャメル号」が廃止されて以降、鳥取市がJRバス中国に乗り入れを要請していました。

 また、倉吉市は今回の乗り入れ開始に合わせて、倉吉駅北口で乗車または降車する利用者を対象に、乗車券を期間限定で約3割引にて販売します。倉吉市の高速バス利用促進支援事業を活用するもので、この割引乗車券を購入した場合は、倉吉駅北口以外での乗降はできないとのことです。

 乗り入れに伴うダイヤも特筆すべき点です。東京行き始発点の出雲市駅は17時30分発とかなり早く、鳥取駅発は21時51分、そして東京駅着は翌朝8時03分となります。所要時間は14時間33分で、距離のうえで日本最長の高速バスとされる東京~福岡線「はかた号」(西日本鉄道)の14時間19分(東京行き)を上回ります。なお、下り出雲大社行きは14時間23分です。

 11月1日(日)乗車分の予約・販売は、9月30日(水)午前10時から開始されます。