ラ・リーガ第7節が現地時間20日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦した。
ホームチームのアトレティコ・マドリードは、前節終了時点で4勝1分け1敗の成績を残す。第4節アスレティック・ビルバオ戦こそ0-3の完敗を喫したが、以降はレアル・ソシエダ、オサスナを下し、現在は今季初の連勝中だ。
対するレアル・マドリードは、第4節でベティスに0-1で敗れたものの、チャンピオンズリーグ(CL)も含めて残る6戦は全勝中。前節のエルチェ戦は終盤に追い付かれながら、カルロス・エスピが開幕戦と同様に試合終了間際に決勝ゴールを奪い、“らしさ”溢れる劇的勝利もやってのけた。
このような状況で迎えた、今季初のマドリード・ダービー。試合は15分、右サイドから仕掛けたイ・ガンインが左足でクロスボールを送ると、ジョナサン・デイヴィッドが頭で合わせたが、ヘディングシュートはジャストミートせず。40分にはアルダ・ギュレルが豪快なミドルシュートを放ったものの、GKヤン・オブラクに弾き出される。前半は両チームともにゴールに迫るシーンは作ったものの、均衡が破れることはなく、スコアレスでハーフタイムに突入する。
後半に入ると、序盤の49分に試合が大きく動く。ダヴィド・ハンツコからのロングフィードで背後を取ったジュリアーノ・シメオネが、ペナルティエリアへ進入。後ろからディーン・ハウセンに倒され、アトレティコ・マドリードにPKが与えられた。加えて、OFR(オンフィールドレビュー)を経て、ハウセンにはレッドカードが提示。レアル・マドリードは10人での戦いを強いられることとなる。
このPKをアレハンドロ・グリマルドがゴール左下に沈め、アトレティコ・マドリードが均衡を破る。先手を取ったホームチームは続く59分、イ・ガンインからのスルーパスで右サイドを抜け出したジュリアーノ・シメオネが、ダイレクトでグラウンダーのボールを折り返すと、ボックス内でフリーになったジョナサン・デイヴィッドがダイレクトでねじ込む。ジョナサン・デイヴィッドの3試合連続ゴールで、アトレティコ・マドリードが後半序盤の奇襲で一気にリードを広げた。
勢いに乗るアトレティコ・マドリードは、途中出場したフリアン・アルバレスが複数回にわたってゴールを脅かすなど、トドメの3点目の気配も漂わせる。一方で、10人で逆転を狙うレアル・マドリードは77分、GKティボー・クルトワからのロングフィードで背後へ抜け出したヤン・ディオマンデが、右足でシュートを放ったが、GKオブラクの牙城は崩せない。
終盤の89分には、敵陣左サイドでレアル・マドリードがフリーキックを獲得。ベルナルド・シウバからのボールをアントニオ・リュディガーが頭で沈め、レアル・マドリードが1点差に詰め寄る。しかしながら、レアル・マドリードの反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎えた。
今季初のマドリード・ダービーを制したのはアトレティコ・マドリードとなり、5-2で勝利した昨季のラ・リーガ第7節以来、公式戦でのマドリード・ダービーでは3試合ぶりに勝利。この後行われるベティスの結果次第ではあるものの、レアル・マドリードを抜き、暫定2位に浮上した。一方、レアル・マドリードは今季のラ・リーガで3試合ぶりの今季2敗目を喫した。
次節は10月10日に行われ、アトレティコ・マドリードは敵地でアラベスと、レアル・マドリードはホームでビジャレアルと、それぞれ対戦する。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 2-1 レアル・マドリード
【得点者】
1-0 53分 アレハンドロ・グリマルド(PK/アトレティコ・マドリード)
2-0 59分 ジョナサン・デイヴィッド(アトレティコ・マドリード)
2-1 89分 アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)
【ゴール動画】グリマルドの冷静PK&J・デイヴィッド3戦連発