アーセナルが誇る“神童”が強烈な輝きを放った。
カラバオ・カップ3回戦が現地時間15日に行われ、アーセナルはイプスウィッチと対戦した。開始早々の7分、16歳のマックス・ダウマンが華麗なドリブルからネットを揺らして先制し、16分にはノニ・マドゥエケが追加点。47分にはマルティン・スビメンディのラストパスから再びダウマンがネットを揺らすと、58分にはミケル・メリーノが決定的な4点目を奪い、その後の反撃を2点に抑えて4-2で勝利した。
今シーズン初出場となった一戦でいきなり2ゴールと、圧巻のパフォーマンスを披露したダウマン。データサイト『Opta』によると、プレミアリーグのクラブに所属する16歳の選手が国内の公式戦で2ゴールを挙げたのは、2002年10月のウェイン・ルーニー(当時:エヴァートン)以来24年ぶり通算2人目の記録とのこと。また、この日のゴールはクラブOBであるセスク・ファブレガスに次いで、リーグカップ史上2番目の若さでの得点となっているようだ。
ダウマンは昨シーズンからトップチームに帯同しており、今年3月に行われたエヴァートン戦では自陣からの“ドリブル独走弾”でプレミアリーグの最年少ゴール記録を更新。“ガナーズ”の未来を担う存在として大きな期待が寄せられている。
試合後、ミケル・アルテタ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』を通じて「16歳にしてこれだけのプレーができるのは、本当に驚くべきことだ。マックスはあのようなプレーをいとも簡単にやってのける。それが彼の最大の特徴だ。守備面での献身的な姿勢や、プレーを継続する能力も素晴らしい。あの若さで、単に一瞬の輝きを見せるだけでなく、試合を通して一貫してプレーし続けることは簡単ではない」とアカデミー出身の“神童”を称賛。さらには今後の起用方針などについて次のように語っている。
「我々が選手に要求しているレベルを考えると、それを実行するのは困難だ。しかし、彼はどんどん成長し、適応している。人間性、そして大舞台でのプレーを心から楽しんでいる点において素晴らしい選手だ。我々がすべきことは彼を守り、大切に育てていくことだ。彼はまだ16歳。ヨーロッパの他のリーグとはまったく状況が異なり、このリーグでは周囲から選手への要求が非常に厳しい。なので、彼をピッチに送り出すときには、適切な状況と適切な準備が必要不可欠だ」
ダウマンの活躍もあり、公式戦での連勝を7まで伸ばしたアーセナル。インターナショナルマッチウィーク前最後の試合となる現地時間19日のプレミアリーグ第5節ではアウェイでブライトンと対戦する。
【ハイライト動画】16歳の神童が圧巻2ゴール! アーセナルが公式戦7連勝達成