日本サッカー協会(JFA)は12日、JFAサッカー文化拠点「blue-ing!」で『キリンカップサッカー2026開催トークイベント』を開催。大会概要の説明や日本代表の中村俊輔コーチと齊藤俊秀コーチによるトークイベントなどを実施した。
トークイベントでは、両コーチが選手だった頃の日本代表事情についても言及。現役時代にふたりが日本代表として同じピッチに立つことはなかったが、一度だけ1998年のオーストラリア遠征で同じチームに招集されたことがあったとのこと。プロでの1年目が終わったばかりの中村コーチにとっては初めてのA代表でもあり、「もうド緊張で行きました」と当時を回顧した。
当時、初代表で右も左もわからない中村コーチは、日本代表のバスの中で先輩から「お前一番後ろだよ」と促され、“キング”こと、三浦知良の指定席に座らされたエピソードを披露。「わかんないわけですよ、一番端。そしたらカズさんが来られて…」と、若手に対する強烈な“洗礼”を述懐した。
先輩たちから愛のある弄りを受ける中で、中村コーチをフォローしていたのが、齊藤コーチだったとのこと。齊藤コーチの大学の後輩で、当時マリノスに所属していた丸山良明からの依頼を受けての対応だったというが、中村コーチは「俊さんからいつも声かけてもらって、朝もちょっと一緒に歩いたり。だいぶ助けられました」と当時を振り返り、ワールドカップのメンバー入りに向けた緊迫感のある遠征の中で受けた先輩たちの温かい気遣いなどを明かした。
現在は日本代表のコーチとしてタッグを組むふたり。その日本代表が15年ぶりの戴冠を目指して臨むキリンカップは、10月1日に横浜国際総合競技場で行われるエクアドル代表戦で幕をあける。